保育士の過去問
令和5年(2023年)前期
子どもの保健 問16

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問題

保育士試験 令和5年(2023年)前期 子どもの保健 問16 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、「保育所保育指針」第3章「健康及び安全」の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

保育所保育において、子どもの健康及び( A )は、子どもの( B )と( C )の基本であり、一人一人の子どもの健康の保持及び増進並びに( A )とともに、保育所全体における健康及び( A )に努めることが重要となる。
  • A:安全の確保  B:道徳の向上  C:豊かな日常
  • A:安全の確保  B:生命の保持  C:健やかな生活
  • A:安心の保証  B:道徳の向上  C:豊かな日常
  • A:安全の確保  B:道徳の向上  C:健やかな生活
  • A:安心の保証  B:生命の保持  C:健やかな生活

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この過去問の解説 (2件)

01

保育所保育指針は、保育士になった後でも使用します。

記載されている内容は多いですが、繰り返し読み込むことで、どのような内容なのかを理解することができるでしょう。

選択肢1. A:安全の確保  B:道徳の向上  C:豊かな日常

Bの「道徳の向上」、Cの「豊かな日常」が不適切です。

「道徳」や「豊かな」は保育所保育指針内でいくつか使用されているキーワードです。

どこで使用されているか確認しておきましょう。

選択肢2. A:安全の確保  B:生命の保持  C:健やかな生活

適切な解答です。

保育所は子どもたちにとって家庭の代わりとなる場所です。

そのため保育所保育では、命を守られることや健やかに生活できるように、子どもの健康に関することや安全の確保を行うことは大切です。

選択肢3. A:安心の保証  B:道徳の向上  C:豊かな日常

ABC共に不適切です。

子どもの健康及び安全の確保は、子どもの生命の保持と健やかな生活の基本です。

選択肢4. A:安全の確保  B:道徳の向上  C:健やかな生活

Bの「道徳の向上」が不適切です。

「道徳」というキーワードは、「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」など、保育所保育指針内にいくつか記載されています。

どのように記載されているかを確認しておきましょう。

選択肢5. A:安心の保証  B:生命の保持  C:健やかな生活

Aの「安心の保証」が不適切です。

子どもが保育所内で安心して過ごせることは大切ですが、本問題には使用されていません。

まとめ

保育所保育指針に関する問題は、内容を覚えておけば正しい答えを導くことができます。

保育所保育指針は、保育士になった後でも使用しますので、過去問と併用して読み込んでいきましょう。

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02

保育所保育指針は、保育所保育の基本となる考え方や保育のねらい、内容などの実施に関わる事項とこれに関する運営に関することについて定められています。

一度は、全部に目を通すことが必要ですが、よく出題される部分はいつくか絞られるのでその部分は覚えてしまいましょう。

この「健康及び安全」も頻出されるところです。

選択肢1. A:安全の確保  B:道徳の向上  C:豊かな日常

B、Cが間違いです。

保育所保育の基本は、子どもの健康と生命の保持です。

その基本があった上で、道徳の向上が求められます。

選択肢2. A:安全の確保  B:生命の保持  C:健やかな生活

正しい組み合わせです。

選択肢3. A:安心の保証  B:道徳の向上  C:豊かな日常

A、B、C全て間違いです。

Cについて、豊かな日常ではなく、心身ともに元気な状態である「健やかな生活」です。

選択肢4. A:安全の確保  B:道徳の向上  C:健やかな生活

Bが間違いです。

選択肢5. A:安心の保証  B:生命の保持  C:健やかな生活

A、Cが間違いです。

安心の保証も大切ですが、まず保育所保育の基本、子どもの健康及び生命の保持が守られなければいけません。

まとめ

保育所保育の基本の考え方になる部分です。

難しい言葉ではないので、保育所で預かる子ども達にとって何が一番保証されなければならないのかを考えながら覚えてみましょう。

参考になった数1