保育士の過去問
令和5年(2023年)前期
子どもの食と栄養 問4
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問題
保育士試験 令和5年(2023年)前期 子どもの食と栄養 問4 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、ミネラルに関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 亜鉛が不足すると、味覚障害の一因となる。
B 鉄は、ヘモグロビンの成分であり、レバーに多く含まれる。
C マグネシウムは、骨や歯の構成成分であり、乳製品に多く含まれる。
D ヨウ素は、甲状腺ホルモンの構成成分であり、昆布に多く含まれる。
A 亜鉛が不足すると、味覚障害の一因となる。
B 鉄は、ヘモグロビンの成分であり、レバーに多く含まれる。
C マグネシウムは、骨や歯の構成成分であり、乳製品に多く含まれる。
D ヨウ素は、甲状腺ホルモンの構成成分であり、昆布に多く含まれる。
- A:○ B:○ C:○ D:○
- A:○ B:○ C:× D:○
- A:○ B:× C:× D:×
- A:× B:○ C:× D:○
- A:× B:× C:○ D:○
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この過去問の解説 (2件)
01
五大栄養素の1つであるミネラルは、無機質とも呼ばれ亜鉛や鉄、カルシウムなどがあります。
ミネラルを摂取することで得られるものや、多く含まれているものなどをまとめておきましょう。
Aの亜鉛は、不足すると味覚障害になることがあります。その他、食欲不振や貧血にもなりやすいので亜鉛を摂取することは大切です。
したがって、Aの解答は〇です。
Bの鉄は赤血球内に含まれるヘモグロビンを作ります。レバーには鉄が含まれており、貧血予防にもなります。
したがって、Bの解答は〇です。
Cのマグネシウムは、栄養素を合成や分解したり、血圧を下げたりします。ナッツ類や魚介類に多く含まれています。
記載されている内容は、カルシウムのことで、乳製品に多く含まれており、骨や歯を構成します。
したがって、Cの解答は×です。
Dのヨウ素は、甲状腺ホルモンの構成成分であり、体の代謝や成長、肝機能の改善など効果があります。昆布や海藻に多く含まれています。
また、出産や授乳にも効果がありますが、適切な量を摂取するようにしましょう。
したがって、Dの解答は〇です。
以上のことから「A:〇 B:〇 C:× D:〇」となります。
そのため、本選択肢は不適切です。
Aの亜鉛は、不足すると味覚障害になることがあるため、解答は〇です。
Bの鉄は赤血球内に含まれるヘモグロビンを作ります。レバーには鉄が含まれていることから、解答は〇です。
Cは、カルシウムのことを指しているため、解答は×です。
Dのヨウ素は、甲状腺ホルモンの構成成分であり、昆布や海藻に多く含まれているため、解答は〇です。
以上のことから、本選択肢は適切です。
Aの亜鉛は、不足すると味覚障害になることがあるため、解答は〇です。
Bの鉄は赤血球内に含まれるヘモグロビンを作ります。レバーには鉄が含まれていることから、解答は〇です。
Cは、カルシウムのことを指しているため、解答は×です。
Dのヨウ素は、甲状腺ホルモンの構成成分であり、昆布や海藻に多く含まれているため、解答は〇です。
以上のことから、本選択肢は不適切です。
Aの亜鉛は、不足すると味覚障害になることがあるため、解答は〇です。
Bの鉄は赤血球内に含まれるヘモグロビンを作ります。レバーには鉄が含まれていることから、解答は〇です。
Cは、カルシウムのことを指しているため、解答は×です。
Dのヨウ素は、甲状腺ホルモンの構成成分であり、昆布や海藻に多く含まれているため、解答は〇です。
以上のことから、本選択肢は不適切です。
Aの亜鉛は、不足すると味覚障害になることがあるため、解答は〇です。
Bの鉄は赤血球内に含まれるヘモグロビンを作ります。レバーには鉄が含まれていることから、解答は〇です。
Cは、カルシウムのことを指しているため、解答は×です。
Dのヨウ素は、甲状腺ホルモンの構成成分であり、昆布や海藻に多く含まれているため、解答は〇です。
以上のことから、本選択肢は不適切です。
この問題は、ミネラルに関して問われていました。
炭水化物、たんぱく質、脂質といった三大栄養素に加え、ミネラル、ビタミンが加わった5大栄養素、食物繊維が加わった六大栄養素があります。
栄養素に関しては、栄養の名前、効果、多く含まれている食べ物をまとめておくと分かりやすくなります。
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02
ミネラルについての問題です。
ミネラルは、五大栄養素の一つです。
五大栄養素は、三大栄養素(炭水化物、たんぱく質、脂質)にミネラルとビタミンが加わったもので、これらはどれも健康維持に欠かせない大切な栄養素です。
三大栄養素を学んだ上で、ミネラル、ビタミンを学んだ方が覚えやすく効率が良いのでまずは、三大栄養素を学ぶことをお勧めします。
正しい組み合わせです。
A:亜鉛は、全身の細胞内に存在します。免疫システムにも大きく関わりがあり、侵入してきた細菌やウイルス防御に役立ちます。
舌にある味蕾のターンオーバーが亜鉛不足になると遅れ、味覚障害の一因になります。
B:鉄についての記述は、その通りで鉄はヘモグロビンとして酸素の運搬などに関与しています。
レバーの他にあさりや海苔、豆類などにも多く含まれます。
C:骨や歯の構成成分であり、乳製品に多く含まれているのは、カルシウムです。
カルシウムは、牛乳、チーズ、ヨーグルトなどの乳製品の他に、骨ごと食べられる小魚や豆腐、納豆に多く含まれます。
マグネシウムは、リンやカルシウムとともに骨の形成や体内の様々な代謝を助ける機能があります。
マグネシウムを多く含む食品は、全粒粉パンや玄米、そばなどです。
D:記述のとおりです。
人間の体に、必要な「必須ミネラル」は16種類あります。
全て覚えるのは難しいため、この問題に出てくるミネラルから知識を増やし対策していきましょう。
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