保育士の過去問
令和5年(2023年)前期
子どもの食と栄養 問7
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
保育士試験 令和5年(2023年)前期 子どもの食と栄養 問7 (訂正依頼・報告はこちら)
次のうち、牛乳よりも母乳に多く含まれる成分として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 炭水化物
B たんぱく質
C リン
D カルシウム
A 炭水化物
B たんぱく質
C リン
D カルシウム
- A:○ B:○ C:○ D:×
- A:○ B:○ C:× D:○
- A:○ B:× C:× D:×
- A:× B:○ C:○ D:○
- A:× B:× C:○ D:○
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (2件)
01
母乳は、病気にかかりにくい、乳幼児突然死症候群のリスクを減らせるなど様々な利点があるといわれています。
ここでは、母乳と牛乳の成分の違いについて問われていますので、まずは母乳と牛乳の成分を調べてから問題に取り組みましょう。
Aに関して、母乳の炭水化物は牛乳より約1.5倍多く含まれています。したがってAの解答は〇で正しいです。
Bに関して、たんぱく質は、母乳よりも牛乳の方が約3倍多く含まれています。したがって、Bの解答は×になります。
Cに関して、リンは、母乳よりも牛乳の方が約6倍多く含まれています。したがって、Cの解答は×になります。
Dに関して、カルシウムは、母乳よりも牛乳の方が約4倍多く含まれています。したがって、Dの解答は×で正しいです。
以上のことから、本選択肢は不適切です。
Aに関して、炭水化物は母乳の方が多く含まれているため、〇で正しいです。
Bに関して、たんぱく質は、牛乳の方が多く含まれているため、解答は×になります。
Cに関して、リンは、牛乳の方が多く含まれているため、×で正しいです。
Dに関して、カルシウムは、牛乳の方が多く含まれているため、解答は×になります。
以上のことから、本選択肢は不適切です。
Aに関して、炭水化物は母乳の方が多く含まれているため、〇で正しいです。
Bに関して、たんぱく質は、牛乳の方が多く含まれているため、×で正しいです。
Cに関して、リンは、牛乳の方が多く含まれているため、×で正しいです。
Dに関して、カルシウムは、牛乳の方が多く含まれているため、×で正しいです。
以上のことから、本選択肢は適切です。
Aに関して、炭水化物は母乳の方が多く含まれているため、解答は〇になります。
Bに関して、たんぱく質は、牛乳の方が多く含まれているため、解答は×になります。
Cに関して、リンは、牛乳の方が多く含まれているため、解答は×になります。
Dに関して、カルシウムは、牛乳の方が多く含まれているため、解答は×になります。
以上のことから、本選択肢は不適切です。
Aに関して、炭水化物は母乳の方が多く含まれているため、解答は〇になります。
Bに関して、たんぱく質は、牛乳の方が多く含まれているため、×で正しいです。
Cに関して、リンは、牛乳の方が多く含まれているため、解答は×になります。
Dに関して、カルシウムは、牛乳の方が多く含まれているため、解答は×になります。
以上のことから、本選択肢は不適切です。
この問題は、母乳と牛乳の成分の比較について問われていました。
問題を見てみますと、母乳は炭水化物以外は、牛乳の方が成分量が多いことがわかります。これは、人と牛とでは成長の速度が違うためだと考えられます。
母乳を与えると利点が多いことを述べましたが、何故利点が多いのかを考えながらまとめてみるのも今後の学びにつながるでしょう。
参考になった数27
この解説の修正を提案する
02
母乳で栄養を与えることを母乳栄養と言います。
乳児の授乳について、母乳育児・ミルク栄育児・混合育児があることを押さえておきましょう。
今回の問題は、母乳についてです。
BとCが違います。
たんぱく質(B)とリン(C)は、母乳より牛乳の方が多く含まれています。
リンは人体に必要なミネラルの一種です。骨や歯を形成するのに大切な栄養素です。
BとDが違います。
カルシウム(D)も母乳より牛乳の方が多く含まれます。
適切な組み合わせです。
乳糖は、母乳の主要炭水化物成分です。
赤ちゃんが摂取する30〜40パーセントのエネルギー量を提供します。
全て間違っています。
母乳よりも牛乳に多く含まれる成分の組み合わせになっています。
A、C、Dが間違っています。
たんぱく質(B)は、赤ちゃんを保護する役目を担っており、特に初乳時のたんぱく質レベルは高くなっています。
母乳の成分を覚えることも必要ですが、母乳栄養がなぜ良いのかを学ぶことで成分も覚えやすくなります。
先に母乳栄養について学び、効率よく覚えましょう。
参考になった数8
この解説の修正を提案する
前の問題(問6)へ
令和5年(2023年)前期問題一覧
次の問題(問8)へ