保育士の過去問
令和5年(2023年)前期
子どもの食と栄養 問12
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問題
保育士試験 令和5年(2023年)前期 子どもの食と栄養 問12 (訂正依頼・報告はこちら)
次のうち、「妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針」(令和3年厚生労働省)の一部として、正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 無理なくからだを動かしましょう
B 乳製品、緑黄色野菜、豆類、小魚などで鉄を十分に
C お母さんと赤ちゃんのからだと心のゆとりは、周囲のあたたかいサポートから
D 妊娠前から、バランスのよい食事をしっかりとりましょう
E 「主菜」を組み合わせてたんぱく質を十分に
A 無理なくからだを動かしましょう
B 乳製品、緑黄色野菜、豆類、小魚などで鉄を十分に
C お母さんと赤ちゃんのからだと心のゆとりは、周囲のあたたかいサポートから
D 妊娠前から、バランスのよい食事をしっかりとりましょう
E 「主菜」を組み合わせてたんぱく質を十分に
- A:○ B:○ C:○ D:○ E:○
- A:○ B:× C:○ D:○ E:○
- A:× B:○ C:× D:○ E:×
- A:× B:○ C:× D:× E:○
- A:× B:× C:○ D:× E:○
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この過去問の解説 (2件)
01
「妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針」は、妊娠期及び授乳期における望ましい食生活の実現に向けて策定され、自治体や関係機関で活用されています。
食事バランスや食生活のポイントが具体的にまとめられているので一度目を通しておきましょう。
Bの記述が間違いです。
Bの”鉄”というところが間違いで、正しくは、カルシウムです。
正しい組み合わせです。
「妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針」は、お母さんと赤ちゃんの健やかな毎日のための10のポイントとして食生活指針が10にまとめられています。
A、B、C、Eが間違っています。
Eの「主菜」は、主要なタンパク質の供給源の肉・魚・卵・大豆及び大豆製品などを主材料とする料理のことを言います。
よって、主菜を組み合わせてタンパク質を十分にとることは、大切なことです。
A、B、C、Dが間違っています。
Dの記述の通りです。妊娠前からバランスの良い食事をしっかりとりましょう。
若い女性では、「やせ」の割合が高く、エネルギーや栄養素の摂取不足が心配されています。
A、Dが間違いです。
Aは記述の通りです。
妊娠中でも無理なく体を動かす事で、リフレッシュや運動不足解消につながります。
妊産婦についての出題は、妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針をしっかり覚えることで、カバーできると思います。
分かりやすい言葉でまとめられているのでしっかり覚えてしまいましょう。
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02
「妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針」は、厚生労働省から2021年発表された、妊産婦のための食生活についてまとめられたものです。
15年前に策定したものを現在の妊産婦の食に関する状況や課題を踏まえて、改定されたものです。
この問題では、「妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針」に示されている10項目について、正しい組み合わせを問われています。
リーフレットになって読みやすくなっていますので、確認しておきましょう。
Bは×です。B以外の解答は正しいです。
「乳製品、緑黄色野菜、豆類、小魚などで鉄を十分に」ではなく、「乳製品、緑黄色野菜、豆類、小魚などでカルシウムを十分に」が適切です。
「乳製品、緑黄色野菜、豆類、小魚など」を見てみるとカルシウムが摂取できる食物となっています。
以上のことから、本選択肢は不適切です。
すべて正しいです。そのため、本選択肢が適切です。
妊娠や出産のためには、バランスのよい食生活や運動を行い、心身共に良好な状態で過ごすことが大切です。
Aは〇です。妊娠中であっても適度にからだを動かすことは大切です。
Bは×です。鉄ではなく、カルシウムです。
Cは〇です。母子共にゆとりを持つためには、周囲のサポートが必要です。
Dは正しいです。
Eは〇です。たんぱく質は、体をつくるために必要な栄養素です。バランスよく摂取ことが大切です。
以上のことから、本選択肢は不適切です。
Aは〇です。妊娠中であっても適度にからだを動かすことは大切です。
Bは×です。鉄ではなく、カルシウムです。
Cは〇です。母子共にゆとりを持つためには、周囲のサポートが必要です。
Dは〇です。バランスの良い食事は、妊娠前から行うことで妊娠後も安定した生活を過ごすことができます。
Eは正しいです。
以上のことから、本選択肢は不適切です。
Aは〇です。妊娠中であっても適度にからだを動かすことは大切です。
Bは正しいです。
Cは〇です。母子共にゆとりを持つためには、周囲のサポートが必要です。
Dは〇です。バランスの良い食事は、妊娠前から行うことで妊娠後も安定した生活を過ごすことができます。
Eは正解です。
以上のことから、本選択肢は不適切です。
この問題は、「妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針」に示されている10項目について問われていました。
「妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針」の課題に『若い世代の「やせ」が多い』こととあります。妊産婦は、やせすぎても太りすぎても良くなく、バランスの良い食生活が必要です。
そのことを理解したうえで、保育士が支援できるようにしていきましょう。
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