保育士の過去問
令和5年(2023年)前期
子どもの食と栄養 問19
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問題
保育士試験 令和5年(2023年)前期 子どもの食と栄養 問19 (訂正依頼・報告はこちら)
次のうち、食物アレルギーに関する記述として、適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。
A 鶏卵アレルギーは卵黄のアレルゲンが主原因である。
B 小麦アレルギーの場合、米や他の雑穀類は摂取することができる。
C 鶏卵を材料とする天ぷらの衣やハンバーグのつなぎなどは、いも類やでんぷんで代替可能である。
D 牛乳アレルギーの場合、基本的に牛肉も除去する。
A 鶏卵アレルギーは卵黄のアレルゲンが主原因である。
B 小麦アレルギーの場合、米や他の雑穀類は摂取することができる。
C 鶏卵を材料とする天ぷらの衣やハンバーグのつなぎなどは、いも類やでんぷんで代替可能である。
D 牛乳アレルギーの場合、基本的に牛肉も除去する。
- A,B
- A,C
- B,C
- B,D
- C,D
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この過去問の解説 (2件)
01
植物アレルギーは、食べ物の含まれる物質によって、本来身体を守ってくれるはずの免疫が過剰に反応し、様々な反応を引き起こすことです。
「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン」に基本対応やアレルギー反応の症状などがまとめられているので、一度読んでおきましょう。
Aが不適切です。
鶏卵アレルギーは卵白のアレルゲンが主原因なので、卵黄というのは間違いです。
Aが不適切です。
Cは、記述の通りです。
つなぎの卵の代わりに、パン粉に牛乳、すりおろしたお麩や山芋、レンコン、ペーストにした豆腐に小麦粉や片栗粉を加えたものなどが使われます。
B、Cともに正しい記述のため、適切な組み合わせです。
小麦アレルギーの代替品に米や雑穀、とうもろこし粉をつかったパン・麺類などが市販されています。
Dが間違った記述です。
牛肉は、牛乳とアレルゲン(アレルギーを引き起こす原因物質)が異なるため基本的に除去する必要はありません。
Dが間違った記述です。
牛乳アレルギー児は、カルシウム摂取量が不足するため、他の食品で補います。
食物アレルギーについては、よく出題される上にアレルギー児に関わることが多くなっているため、日頃から食物あれるぎーについての知識を得るように努めたり、対応できるようにしっかり学びましょう。
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02
食物アレルギーに関する問題です。
食物アレルギーは、アナフィラキシーショックを起こす恐れがあるなど対応をしっかりと行わなければいけません。
厚生労働省から「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン」が発表されていますので、確認しておきましょう。
Aの鶏卵アレルギーは、卵白のアレルゲン主原因です。したがってAの記述は間違いです。
Bの小麦アレルギーは、米や他の穀物類は摂取することができます。そのため、米粉やトウモロコシ粉を代用したものを料理に使用することがあります。
したがって、Bの記述は正しいです。
以上のことから、本選択肢は不適切です。
Aの鶏卵アレルギーは、卵白のアレルゲン主原因です。したがってAの記述は間違いです。
Cの記述のように、天ぷらやハンバーグのつなぎとして、鶏卵を使用しますが、いも類やでんぷんで代用は可能です。したがって、Cの記述は正しいです。
以上のことから、本選択肢は不適切です。
B,Cの記述とも正しいです。
以上のことから、本選択肢は適切です。
Bの記述は正しいです。
Dの記述にある牛乳アレルギーは、牛乳と牛肉ではアレルゲンが異なるため、牛乳アレルギーであっても牛肉は除去する必要はありません。
したがって、Dの記述は間違いです。
以上のことから、本選択肢は不適切です。
Cの記述は正しいです。
Dの記述にある牛乳アレルギーは、牛乳と牛肉ではアレルゲンが異なるため、牛乳アレルギーであっても牛肉は除去する必要はありません。
したがって、Dの記述は間違いです。
以上のことから、本選択肢は不適切です。
食物アレルギーに関して問われている問題でした。
食物アレルギーは正しい知識を持ったうえで対応しなければ、アナフィラキシーショックを起こしてしまう恐れがあります。
どのようなアレルギーがあり、症状や対応についてまとめておきましょう。
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