問題
A adagio
B ritardando
C D.C.
D molto
【語群】
ア 柔らかく イ ゆるやかに ウ 悲しげに エ だんだんゆるやかに
オ はじめに戻る カ 非常に キ セーニョに戻る ク だんだん弱く
ケ 元気に速く コ だんだん遅く
音楽用語の問題は、最近ではほぼ毎年出題されています。
音楽をやっていない人は覚えるのが大変ですが、数を絞り、速度・強弱など分けて覚えるようにしてみてください。
A、B、Dが間違いです。
Aのadagioはアダージョと読みます。
速度表記で、「ゆったりと、ゆるやかに」といった表現です。
B、Cが間違いです。
Bのritardandoはリタルダンドと読みます。
速度を変更する用語で、「次第に遅く、だんだん遅く」と訳されます。
rit.と略記されることもあるので合わせて覚えましょう。
正しい組み合わせです。
どれか一つでもわかれば、消去法で、まずは的を絞ってみましょう。
すべて間違いです。
Cについて、「D.C(ダカーポ)」は「はじめにもどる」を表す音楽用語です。
その他に、「D.S(ダルセーニ)」は、「セーニョ記号までもどる」、「alfine(アルフィーネ)」は「終わりまで」という用語があります。
A、C、Dが間違いです。
Dのmoltoは「とても、非常に」と訳されます。
英語でいうmachに似ています。
使い方として、「molto allegro=とても快速に」のようになります。
聞きなれない用語に、出題される範囲も広く、音楽をやっていない方は、かなり難しい問題です。
覚えやすそうな用語だけ覚えたり、この問題に出てくる用語だけ学んだりして自分のできそうなところから取り組んでみましょう。
保育所ではピアノや楽器を使い季節の歌や童謡を子どもたちに伝えたり、一緒に歌います。
そのため、楽譜に記されている音楽用語は理解しておかなければ、作曲者が意図する表現と結びつきません。
試験を通じて音楽用語を理解していきましょう。
Aのアは間違いです。
adagioは、「イ ゆるやかに」という意味があります。
Bのウは間違いです。
ritardandoは、「コ だんだん遅く」という意味があります。
Cのオは正解です。
Dのクは間違いです。
moltoは、「カ 非常に」という意味があります。
以上のことから、本選択肢は不適切です。
Aのイは正解です。
Bのエは間違いです。
ritardandoは、「コ だんだん遅く」という意味があります。
Cのキは間違いです。
D.Cは、「オ はじめに戻る」という意味があります。
Dのカは正解です。
以上のことから、本選択肢は不適切です。
すべて正しい解答です。
したがって、本選択肢は適切です。
Aのケは間違いです。
adagioは、「イ ゆるやかに」という意味があります。
Bのエは間違いです。
ritardandoは、「コ だんだん遅く」という意味があります。
Cのキは間違いです。
D.Cは、「オ はじめに戻る」という意味があります。
Dのアは間違いです。
moltoは、「カ 非常に」という意味があります。
以上のことから、本選択肢は不適切です。
Aのケは間違いです。
adagioは、「イ ゆるやかに」という意味があります。
Bのコは正解です。
Cのクは間違いです。
D.Cは、「オ はじめに戻る」という意味があります。
Dのウは間違いです。
moltoは、「カ 非常に」という意味があります。
以上のことから、本選択肢は不適切です。
この問題は、音楽用語について問われていました。保育士試験で、音楽に関しての問題は、毎回数問出題されます。
音楽用語の数は多く、音楽に携わっていない方は、覚えるのも時間がかかるでしょう。その場合、過去問を繰り返し解き、多く出題される音楽用語を覚えておくと選択肢を選びやすくなります。