保育士の過去問
令和5年(2023年)前期
保育実習理論 問9
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問題
保育士試験 令和5年(2023年)前期 保育実習理論 問9 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、「保育所保育指針」第2章「保育の内容」3「3歳以上児の保育に関するねらい及び内容」(2)「ねらい及び内容」エ「言葉」の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
経験したことや考えたことなどを( A )言葉で表現し、相手の話す言葉を( B )意欲や態度を育て、言葉に対する( C )や言葉で表現する力を養う。
経験したことや考えたことなどを( A )言葉で表現し、相手の話す言葉を( B )意欲や態度を育て、言葉に対する( C )や言葉で表現する力を養う。
- A:自分なりの B:わかろうとする C:感覚
- A:正確な B:わかろうとする C:理解
- A:自分なりの B:聞こうとする C:感覚
- A:自分なりの B:わかろうとする C:理解
- A:正確な B:聞こうとする C:理解
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この過去問の解説 (2件)
01
保育所保育指針に関する試験問題は多く出題されます。
過去問を繰り返し解き、どのような問題が出題されているか学んでいきましょう。
Aの「自分なりの」は正しいです。
Bの「わかろうとする」は間違いです。「聞こうとする」が正しいです。
相手の言葉を聞こうとすることで、相手は話をすることが楽しくなったり、また話したいという意欲が生まれます。
Cの「感覚」は正しいです。
以上のことから、本選択肢は不適切です。
Aの「正確な」は間違いです。「自分なりの」が正しいです。
言葉は、子どもの様々な関りによって獲得していきます。そこで自分なりの言葉で伝えたとき、相手が共感してくれたり、返答があったりすることで、言葉で伝えることが楽しくなり、より言葉で伝える意欲がわきます。
Bの「わかろうとする」は間違いです。「聞こうとする」が正しいです。
Cの「理解」は間違いです。「感覚」が正しいです。
保育士や友だちとの言葉のやりとりを通じて、日常で使用する言葉が分かるようになってきます。また、絵本や日々の生活の中で感動することや楽しさなどに気づき、周りの人と思いを共有することで、言葉の感覚が養われて行きます。
以上のことから、本選択肢は不適切です。
AからCまですべて正しいです。
以上のことから、本選択肢は適切です。
Aの「自分なりの」は正しいです。
Bの「わかろうとする」は間違いです。「聞こうとする」が正しいです。
Cの「理解」は間違いです。「感覚」が正しいです。
以上のことから、本選択肢は不適切です。
Aの「正確な」は間違いです。「自分なりの」が正しいです。
Bの「聞こうとする」は正しいです。
Cの「理解」は間違いです。「感覚」が正しいです。
以上のことから、本選択肢は不適切です。
この問題は、保育所保育指針にから出題されたものでした。
保育所保育指針は解説書も含めるとページ数が多いため、時間がない場合は過去問を解きながら、出題されているところをピックアップして覚えていきましょう。
時間がある方は、保育所保育指針と解説書を読んでおきましょう。
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02
保育所保育指針の問題は、頻出されます。
範囲が広くどこが出るかは難しいので、過去問をたくさん解いて、一度やった問題は間違わないように学んでいきましょう。
Bが間違っているため不適切な組み合わせです。
Bは、「聞こうとする」が正しい解答です。
聞こうとする意欲や態度が、言葉の感覚や表現力を促します。
3歳以上児になると集まって保育士の話や友達の話を聞く時間を作る保育所も多いです。
A、B、Cすべて間違いです。
Aは、「自分なりの」が正しい解答です。
この時期は、正確な言葉よりも自分なりの言葉で表現する姿を認めていきましょう。
人の話を聞く、自分の言葉で話すことを経験していくことで言葉の理解ができるようになります。
正しい組み合わせです。
記述の通りです。
このような経験ができる環境を整えるのも保育士の大切な役割です。
話を聞く場面や自分で話す場面を保育所の生活の中で上手く取り入れていきましょう。
B、Cが間違いです。
Cは、「感覚」が正しい解答です。
この時期は、まだ理解までするのは難しく、まずは感覚を養うことが求められます。
A、Cが間違いです。
AもCも3歳以上児に求めるのは難しいです。
よって、不適切な組み合わせになります。
問題になっている文章は短いもので、言葉も難しいものではないので、覚えられる方は覚えてしまいましょう。
それが難しい方は、繰り返し問題を解いて覚えていく方法でも良いと思います。
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