保育士の過去問
令和5年(2023年)後期
社会的養護 問5

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

保育士試験 令和5年(2023年)後期 社会的養護 問5 (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、「社会的養育の推進に向けて」(令和4年 厚生労働省)における親子関係再構築支援に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  里親は養育の一貫性を担うという意味において、実親との再統合のための支援は行わない。
B  親子関係再構築等の家庭環境の調整は、措置の決定・解除を行う市町村及び施設の役割である。
C  子どもの生い立ちや親との関係について、自分の心の中で整理をつけられるよう、子どもに対する支援も必要である。
D  里親支援専門相談員は、家庭復帰に向けて、親との面会や宿泊、一時的帰宅等を段階的に行う。
E  暴力以外の方法を知らずにしつけと称して虐待をしてしまう親に対し、ペアレントトレーニング等を取り入れる。
  • A:○  B:○  C:○  D:×  E:○
  • A:○  B:×  C:×  D:○  E:×
  • A:×  B:○  C:○  D:○  E:×
  • A:×  B:×  C:○  D:×  E:○
  • A:×  B:×  C:×  D:○  E:○

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (2件)

01

A:不適切です。

里親は実親との再統合のための支援は必要です。

里親は一時的な養育者であり、最終的な目標は子どもが安全で安定した環境に戻ることです。
つまり、実親と子ども一緒に安心した生活を送ることです。

 

B:不適切です。

親子関係の再構築等の家庭環境の調整は、措置の決定・解除を行う児童相談所の役割です。

 

C:適切です。

 

D:不適切です。

里親支援専門相談員ではなく、家庭支援専門相談員です。

 

E:適切です。

ペアレントトレーニングとは、保護者や養育者が子どもの行動や発達を適切に支援するための技術や知識を学ぶための教育プログラムのことです。

選択肢4. A:×  B:×  C:○  D:×  E:○

適切な選択肢です。

参考になった数43

02

A:×

再統合のための支援が必要です

 

B:×

措置は都道府県が行います。

 

C:

記述のとおりです。

 

D:×

「里親支援専門相談員」ではなく「家庭支援専門相談員」です。

里親支援専門相談員(里親を手配するための職員)が、このフェーズで関わるのは誤りです。

 

E:

記述のとおりです。(ペアレントトレーニング

ペアレントトレーニングとは、問題行動のある子どもの保護者が、子どもとの関わり方や悩みやストレスに対する対処法を学び、子どもの問題行動の改善や解決をしていくためのプログラムです。

参考になった数13