保育士の過去問
令和5年(2023年)後期
社会的養護 問6
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問題
保育士試験 令和5年(2023年)後期 社会的養護 問6 (訂正依頼・報告はこちら)
次のうち、「児童養護施設運営指針」(平成24年3月 厚生労働省)の自立支援およびアフターケアに関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 退所にあたっては、保護者の申し出を優先し、児童相談所と協議したうえで決定し、子どもに提示する。
B 退所者の状況を把握し、退所後の記録を整備する。
C アフターケアは施設の業務であり、退所後も施設に相談できることを伝える。
D 施設退所者が集まれるような機会を設けたり、退所者グループの活動を支援し、参加を促す。
A 退所にあたっては、保護者の申し出を優先し、児童相談所と協議したうえで決定し、子どもに提示する。
B 退所者の状況を把握し、退所後の記録を整備する。
C アフターケアは施設の業務であり、退所後も施設に相談できることを伝える。
D 施設退所者が集まれるような機会を設けたり、退所者グループの活動を支援し、参加を促す。
- A:○ B:○ C:○ D:×
- A:○ B:○ C:× D:×
- A:○ B:× C:○ D:○
- A:× B:○ C:○ D:○
- A:× B:× C:× D:○
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この過去問の解説 (2件)
01
「児童養護施設運営指針」「第Ⅱ部 各論」
1.養育・支援(12)継続性とアフターケア には、
② 家庭引取りに当たって、
子どもが家庭で安定した生活が送ることができるよう家庭復帰後の支援を行う。
・退所に当たって、ケース会議を開催し、子ども本人や保護者の意向を踏まえて、児童相談所や関係機関等と協議の上、適切な退所時期や退所後の生活を検討する。
・子どもが退所する地域の市町村や関係機関と連携し、退所後の生活の支援体制の構築に努める。
・退所後も施設として子どもと保護者が相談できる窓口を設置し、子どもと保護者に伝える。
・子どもや家庭の状況の把握に努め、退所後の記録を整備する。
④子どもが安定した社会生活を送ることができるよう退所後の支援を積極的に行う。
・アフターケアは施設の業務であり、退所後も施設に相談できることを伝える。
・退所者の状況を把握し、退所後の記録を整備する。
・必要に応じて、児童相談所、市町村の担当課、地域の関係機関、自立援助ホームやアフターケア事業を行う団体等と積極的な連携を図りながら支援を行う。
・施設退所者が集まれるような機会を設けたり、退所者グループの活動を支援し、参加を促す。
と記載されています。
A:不適切です。
退所にあたっては、子どもの最善の利益を考慮し、保護者の申し出だけでなく、子どもの意見も尊重し、児童相談所と十分な協議を経て行われるべきです。
B:適切です。
C:適切です。
D:適切です。
適切な選択肢です。
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02
退所時、退所後のケアについての問題です。
A:×
保護者の意向もあるかもしれませんが、まずは子どもの希望が最優先です。
B:〇
記述のとおりです。
C:〇
記述のとおりです。
退所したら支援はそこまでではなく、退所後も引き続き支援していくことが大切です。
D:〇
記述のとおりです。孤独にさせない支援が必要です。
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