保育士の過去問
令和5年(2023年)後期
保育の心理学 問1

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

保育士試験 令和5年(2023年)後期 保育の心理学 問1 (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、ヒトの発達初期に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  馴化とは、乳児が信頼できる大人の表情を見て自らの行動に適用することをいう。
B  子どもは養育者から養育行動を引き出すための様々な特徴をもっているが、幼児図式もその一つである。
C  乳幼児期における養育者との関係は、その後の心身の健康や発達に影響を及ぼす。
D  養育者からの呼びかけに対して、乳児がリズミカルに体を動かし、またそれに養育者が応答するエントレインメントは、乳児期における養育者と子どもの関係づくりに貢献する。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (1件)

01

この問題の解説は以下のとおりです。

 

A:×

社会的参照の説明になっています。

馴化(じゅんか)とは、慣れていくこと(最初のうちは新鮮で反応が強くあるが、繰り返されることにより、その刺激に対して慣れて鈍感になり、反応が薄くなっていく現象のこと)をいいます

 

B:

記述のとおりです。

幼児図式は、動物行動学者のローレンツが提唱した、乳児の身体的特徴のことです。

 

C:

記述のとおりです。

ボウルヴィの提唱した、愛着理論(アタッチメント理論)を押さえておきましょう。

 

D:

記述のとおりです。

エントレインメントは、大人の問いかけに対して、乳児が身振り手振りや表情を使って、同調の反応を見せることをいいます。

参考になった数16