保育士の過去問
令和5年(2023年)後期
保育の心理学 問3
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
保育士試験 令和5年(2023年)後期 保育の心理学 問3 (訂正依頼・報告はこちら)
次のうち、発達を捉える方法に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 観察対象がありのままに生活や遊びをしている状況で観察を行う方法を、自然観察法という。
B 条件や状況を操作・統制して観察を行う方法を、実験的観察法という。
C 発達変化を捉えるために、同一の対象者を長期間にわたって調べる方法を、横断的方法という。
D 調査したい事柄や目標はあるものの、具体的な質問は「○○について」というきっかけの質問に始まり、対象者の自由な語りを引き出すような面接を、非構造化面接という。
A 観察対象がありのままに生活や遊びをしている状況で観察を行う方法を、自然観察法という。
B 条件や状況を操作・統制して観察を行う方法を、実験的観察法という。
C 発達変化を捉えるために、同一の対象者を長期間にわたって調べる方法を、横断的方法という。
D 調査したい事柄や目標はあるものの、具体的な質問は「○○について」というきっかけの質問に始まり、対象者の自由な語りを引き出すような面接を、非構造化面接という。
- A:○ B:○ C:× D:○
- A:○ B:○ C:× D:×
- A:○ B:× C:○ D:×
- A:× B:○ C:× D:○
- A:× B:× C:○ D:×
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (2件)
01
A:○
記述のとおりです。
B:○
記述のとおりです。
観察法の種類には、自然観察法と実験的観察法の他に、参与観察法(対象者と実際に関わりながら観察する方法)があります。
C:×
横断的方法ではなく、縦断的方法の説明になっているため誤りです。
D:○
記述のとおりです。
面接法の種類には、非構造化面接の他に、構造化面接(事前に用意した質問をそのまま実施していく方法)と半構造化面接(事前に質問を用意して、対象者の様子にあわせて変化させながら実施していく方法)があります。
参考になった数31
この解説の修正を提案する
02
実験・観察の方法の用語についての問題です。色々な視点を知る為に、様々な観察や実験、調査の方法を覚えおきましょう。
正答です。
同じ人を継続して、例えば乳児期から成人まで観察・調査する事を『縦断的方法』大人数を同じ条件、例えば同じ年齢を観察・調査する事を『横断的方法』と言います。
観察者が何も手を加えず、あるがままを観察するのは『自然観察法』です。
あらかじめ環境設定を行い観察するのは『実験観察法』です。
自由に質問を行う『非構造化面接』では、相手の回答・反応・表情に応じて柔軟に質問する事で、人間性を引き出したり能力を適正に理解しやすくなります。
保育における観察は、子どもの発達を正しく捉える為に必要な技術の一つです。客観的視点をもって子どもに接する事が出来ます。
参考になった数4
この解説の修正を提案する
前の問題(問2)へ
令和5年(2023年)後期問題一覧
次の問題(問4)へ