問題
・火災や( A )などの災害の発生に備え、緊急時の対応の具体的内容及び手順、職員の役割分担、避難訓練計画等に関するマニュアルを作成すること。
・定期的に( B )を実施するなど、必要な対応を図ること。
・災害の発生時に、保護者等への連絡及び子どもの引渡しを円滑に行うため、日頃から保護者との
( C )に努め、連絡体制や引渡し方法等について確認をしておくこと。
【語群】
ア 地震 イ 豪雨 ウ 防災訓練 エ 避難訓練
オ 密接な連携 カ 適切な関係作り
保育所における災害時の対応は、子どもたちの安全を確保する上で極めて重要です。
そのため、「保育所保育指針」では、災害発生時の対応体制や避難訓練に関する具体的な指針が示されています。
「保育所保育指針」に示された災害対応の内容を確認しましょう。
Aについて
「火災や地震など」の「など」には「豪雨による水害」が含まれています。
今回の選択肢の場合は「豪雨」のみの文言のため、これには当てはまりません。
Bについて
避難訓練と防災訓練は「災害時に適切な行動を取るための事前準備活動」という共通点から混同されがちなので注意が必要です。
多くの保育所では月に1回の避難訓練、年に1回以上の防災訓練が義務付けられています。
Cについて
保育所保育指針において「適切に・・」といった文言はありません。
このように、似たような表現の中から選択する問があるため、指針の内容を正確に理解する必要があります。
Bのみ不適切です。
全て適切です。
全て不適切です。
Aのみ不適切です。
AとCが不適切です
災害時の対応は、保育所における最も重要な課題の一つです。
保育所では、災害時に迅速かつ安全に対応するために、マニュアルの作成や避難訓練の実施が義務付けられています。
「保育所保育指針」第3章「健康及び安全」4「災害への備え」(2)「災害発生時の対応体制及び避難への備え」からの問題です。
A:火災や地震などの災害の発生に備え、緊急時の対応の具体的内容及び手順、職員の役割分担、避難訓練計画等に関するマニュアルを作成することが必要です。
B:災害発生時に備え、定期的に避難訓練を実施する必要があります。
C:災害の発生時に保護者等への連絡及び子どもの引渡しを円滑に行うため、日ごろから保護者との密接な連携に努め、連絡体制や引渡し方法等について確認をしておくことが求められます。
Bが不適切です。
適切です。
全て不適切です。
Aが不適切です。
AとCが不適切です。