保育士の過去問 令和5年（2023年）後期 子どもの保健 問18

食物アレルギーを持つ子どもたちが保育所で安全に過ごすためには、適切な対策が必要です。
誤食事故を防ぐためには、保育所全体で食物アレルギーに関する対応を徹底することが求められます。
正しい対応を見極めるために、各項目を確認しましょう。

Aについて
食器の色を変えることで、特定の食材を特定しやすくし、誤食を防ぐことができます。

Bについて
給食対応を単純化することで、誤食のリスクを低減することができます。

Cについて
原因食物を含まない献立を用意することで、誤食のリスクを軽減することができます。

Dについて
指差し声出し確認を行うことで、誤食を防止するための確認ができます。

Eについて
ヒヤリ・ハット報告を通じて、事故や危険の要因を把握し、再発防止策を講じることができます。

食物アレルギーのある子どもの誤食事故が発生する危険性を低減化しうる対策についての問題です。

A：人的エラーの対策のためアレルギー対応が必要な子の食器の色を変えることで、違いが可視化され誤飲事故発生の危険性を下げることができます。

C：アレルギーの原因食物になりやすい食品を含まない献立を作成するなど食物アレルギーのリスクを考えた取り組みを工夫する必要があります。

D：調理や配膳にあたっては、指差し声出し確認を徹底することで誤食のリスクを減らします。

E：ヒヤリ・ハットが起こった際はなぜ起こったのかの要因分析を行い、再発防止に努めることが大切です。