保育士の過去問
令和5年(2023年)後期
子どもの保健 問19
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問題
保育士試験 令和5年(2023年)後期 子どもの保健 問19 (訂正依頼・報告はこちら)
次のうち、保育所における事故の応急処置に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 子どもの鼻に豆が入ってしまった。ピンセットでつまんで引っ張り出そうとした。
B 捻挫をした。痛がる部位をよくもんだ。
C 犬に伵まれた。傷口を流水で洗い、医師の診察を受けた。
D 蜂に刺された。子どもが痛がるので無理に針を抜かず、医師の診察を受けた。
E 誤って熱湯を子どもの手の甲にかけてしまった。すぐに冷水をかけた。
A 子どもの鼻に豆が入ってしまった。ピンセットでつまんで引っ張り出そうとした。
B 捻挫をした。痛がる部位をよくもんだ。
C 犬に伵まれた。傷口を流水で洗い、医師の診察を受けた。
D 蜂に刺された。子どもが痛がるので無理に針を抜かず、医師の診察を受けた。
E 誤って熱湯を子どもの手の甲にかけてしまった。すぐに冷水をかけた。
- A:○ B:○ C:× D:○ E:×
- A:○ B:× C:× D:× E:○
- A:× B:○ C:○ D:○ E:○
- A:× B:○ C:× D:○ E:×
- A:× B:× C:○ D:○ E:○
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この過去問の解説 (2件)
01
保育所における事故の応急処置に関する問題です。
A:鼻に異物が入った際、ピンセットで取ろうとするとさらに中に押し込んでしまう可能性があります。
異物が入っていないほうの鼻を抑え強くかませたり、くしゃみをさせたりします。
それでも取れない場合は病院を受診します。
B:捻挫した患部を揉むと腫れや痛みが強くなる可能性があります。
捻挫をしたら患部を冷やし、安静にすることが大切です。
C:犬に咬まれた際は速やかに傷口を流水で洗い、医療機関を受診します。
D:蜂に刺され針が刺さっている場合は基本的にはピンセットで抜きますが、異常が見られる場合は医療機関に相談します。
E:熱湯がかかってしまったらすぐに冷水をかけ、15~30分ほど冷やすことで痛みややけどの進行を軽減させることができます。
AとBとCとEが不適切です。
AとCとDが不適切です。
Bが不適切です。
BとCとEが不適切です。
適切です。
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02
事故発生時に適切な応急処置を行うことで、子どもの安全を確保するための知識を確認するための問題です。
・熱湯をかけてしまった場合、すぐに冷水で冷やすことが適切な応急処置です。冷やすことで熱傷の進行を防ぎます。
・犬に噛まれた場合、感染症のリスクが考えられます。傷口を流水で洗い、消毒した後、医師の診察を受けることが適切です。
・捻挫をした場合、痛がる部位をもむことは逆効果です。まずは安静にし、冷やして腫れを抑えることが重要です。
・蜂に刺された場合、無理に針を抜かず、医師の診察を受けることが推奨されます。針を無理に抜くと毒が広がる可能性があります。
・子どもの鼻に異物が入った場合、ピンセットで無理に引っ張り出そうとすると、異物がさらに奥に入る危険があります。専門医の診察を受けることが推奨されます。
正答です。
子どもの発想力は豊かな反面、大人には思いつかない形で事故が発生する場合があります。事故は発生するものと捉え、対処法について事前に身につけておきましょう。
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