問題
A 子どもの鼻に豆が入ってしまった。ピンセットでつまんで引っ張り出そうとした。
B 捻挫をした。痛がる部位をよくもんだ。
C 犬に伵まれた。傷口を流水で洗い、医師の診察を受けた。
D 蜂に刺された。子どもが痛がるので無理に針を抜かず、医師の診察を受けた。
E 誤って熱湯を子どもの手の甲にかけてしまった。すぐに冷水をかけた。
保育所での事故は日常茶飯事ですが、その際の応急処置は重要です。
的確な処置を行うことで、事態の悪化を防ぎ、子どもたちの安全を確保します。
正しい対応を見極めるために、各項目を確認しましょう。
Aについて
鼻に異物が入った場合は、無理に引っ張らずに医師の診察を受けるべきです。
引っ張ることで鼻の粘膜を傷つける可能性があります。
Bについて
捻挫をした場合、局所をもんだりマッサージすることは適切ではありません。
初期対応としては局所を冷やすことが一般的です。
Cについて
犬に噛まれた場合は、まず傷口を流水で洗浄し、その後医師の診察を受ける必要があります。
Dについて
蜂に刺された場合は、無理に針を抜かずに冷やすなどして痛みを和らげ、医師の診察を受けるべきです。
Eについて
熱湯や熱いものによるやけどの場合、すぐに冷水で冷やすことが重要です。
保育所での事故が発生した際には、正しい応急処置を行うことが重要です。
それぞれの事故に対して適切な処置を行い、子どもたちの安全を確保しましょう。
保育所における事故の応急処置に関する問題です。
A:鼻に異物が入った際、ピンセットで取ろうとするとさらに中に押し込んでしまう可能性があります。
異物が入っていないほうの鼻を抑え強くかませたり、くしゃみをさせたりします。
それでも取れない場合は病院を受診します。
B:捻挫した患部を揉むと腫れや痛みが強くなる可能性があります。
捻挫をしたら患部を冷やし、安静にすることが大切です。
C:犬に咬まれた際は速やかに傷口を流水で洗い、医療機関を受診します。
D:蜂に刺され針が刺さっている場合は基本的にはピンセットで抜きますが、異常が見られる場合は医療機関に相談します。
E:熱湯がかかってしまったらすぐに冷水をかけ、15~30分ほど冷やすことで痛みややけどの進行を軽減させることができます。
AとBとCとEが不適切です。
AとCとDが不適切です。
Bが不適切です。
BとCとEが不適切です。
適切です。