保育士の過去問
令和5年(2023年)後期
子どもの保健 問20

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問題

保育士試験 令和5年(2023年)後期 子どもの保健 問20 (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、子どものアレルギーに関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  食物アレルギー対応においては、安全・安心の確保を優先する。
B  気管支喘息の予防においては室内清掃だけではなく、特に寝具の使用に関しても、留意する必要がある。
C  保育所における気管支喘息の対応においては、保護者との連携により、運動等の保育所生活について事前に相談する。
D  アレルギー性結膜炎において、角結膜炎があるときは、プールの水質管理のための消毒に用いる塩素が、その悪化要因となる。

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この過去問の解説 (2件)

01

子どものアレルギーに関する問題です。

 

A:食物アレルギーの際は安全・安心の確保を優先します。

そのために、給食ではアレルギー食材の完全除去対応や、家庭で食べたことのない食物は基本的に保育所では提供しないことが重要です。

 

B:寝具はダニやほこりなどアレルゲンになるものが溜まりやすい環境です。

そのため寝具を清潔に保つことが大切です。

 

C:保育所における気管支喘息の対応においては、保護者と連携し運動等の保育所生活について事前に相談する必要があります。

 

D:プールの水に含まれている塩素は角結膜炎が悪化する要因になります。

選択肢1. A:○  B:○  C:○  D:○

適切です。

選択肢2. A:○  B:○  C:○  D:×

Dが不適切です。

選択肢3. A:○  B:×  C:×  D:○

BとCが不適切です。

選択肢4. A:×  B:○  C:×  D:×

AとCとDが不適切です。

選択肢5. A:×  B:×  C:×  D:○

AとBとCが不適切です。

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02

アレルギー対応の基本的な知識と実践を確認するための問題です。

 

アレルギー性結膜炎において、プールの水質管理のための塩素が悪化要因となることがあります。角結膜炎がある場合は、塩素が症状を悪化させる可能性があるため、プールの利用を避け医師の指示に従うことが重要です。

保育所での気管支喘息の対応には、保護者との連携が不可欠です。運動や日常生活について事前に相談し、子どもの健康状態に応じた対応を行うことが重要です。

食物アレルギー対応では、安全・安心の確保が最優先です。誤食を防ぐ対策や緊急時の対応策を徹底する必要があります。

気管支喘息の予防には、室内清掃だけでなく、寝具の清潔さにも注意が必要です。ダニやホコリが喘息の発作を引き起こす原因となるため、定期的な洗濯や掃除が推奨されます。

選択肢1. A:○  B:○  C:○  D:○

正答です。

まとめ

気管支喘息の子どもには、保護者と連携して運動量を調整し、発作を予防するための環境整備を行うなどの支援が必要です。

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