保育士の過去問
令和5年(2023年)後期
子どもの食と栄養 問4

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問題

保育士試験 令和5年(2023年)後期 子どもの食と栄養 問4 (訂正依頼・報告はこちら)

次の【Ⅰ群】の味の相互作用と、【Ⅱ群】の例を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

【Ⅰ群】
A 対比効果  B 抑制効果  C 相乗効果

【Ⅱ群】
ア  すいかに塩をかける
イ  2種類のうま味(だし)を混ぜるとより一層うま味が強くなる
ウ  コーヒーに砂糖を加える
  • A:ア  B:イ  C:ウ
  • A:ア  B:ウ  C:イ
  • A:イ  B:ア  C:ウ
  • A:イ  B:ウ  C:ア
  • A:ウ  B:イ  C:ア

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この過去問の解説 (2件)

01

味の相互作用についての問題です。

味の相互作用とは、2種類以上の味が混ざったときに味の変化が起こる作用のことです。

 

A:対比効果とは、2種類以上の味が混ざることで一方の味を強く感じる効果です。

甘味に塩味を加えることで甘味が強調されます。

 

B:抑制効果とは、2種類以上の味が混ざることで一方の味が弱まる効果です。

甘味を加えて苦味を弱める例があります。

 

C:相乗効果とは、同じ系統の味を混ぜることでその味がより強調される効果です。

選択肢2. A:ア  B:ウ  C:イ

適切です。

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02

異なる味の組み合わせがどのように味覚に影響を与えるかを理解し、実際の食事や調理に応用できるかを確認するための問題です。

 

抑制効果とは異なる味を組み合わせることで、一方の味が他方の味を弱める現象です。例えば、コーヒーに砂糖を加えると苦味が抑えられます。

対比効果とは異なる味を組み合わせることで、一方の味が他方の味を強める現象です。例えば、すいかに塩をかけると甘味が強調されます。

相乗効果とは同じ系統の味を持つものを組み合わせることで、味がより強調される現象です。例えば、2種類のうま味(だし)を混ぜると、うま味が一層強くなります。

選択肢2. A:ア  B:ウ  C:イ

正答です。

まとめ

味の相互作用を活用することで、子どもの食べ物の苦手意識を払しょくする働きが期待できます。

例えば、野菜嫌いの子どもには、野菜に少量の塩を加えることで甘味を引き立て、食べやすくする工夫ができます。

また、だしを使った料理では、昆布と鰹節を組み合わせてうま味を強調し、子どもたちに美味しい食事を提供できます。

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