保育士の過去問
令和5年(2023年)後期
子どもの食と栄養 問5
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問題
保育士試験 令和5年(2023年)後期 子どもの食と栄養 問5 (訂正依頼・報告はこちら)
次のうち、授乳に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 「平成27年度乳幼児栄養調査結果の概要」(厚生労働省)では、「授乳について困ったこと」がある者(回答者:0~2歳児の保護者の総数)は、約5割であった。
B 分娩後、数日間分泌される黄色みをおびた粘りのある母乳を初乳という。
C 母乳育児の利点として、小児期の肥満やのちの2型糖尿病の発症リスクの低下が報告されている。
D 乳児用液体ミルクは、液状の人工乳を容器に密封したものであり、常温での保存が可能なものである。
A 「平成27年度乳幼児栄養調査結果の概要」(厚生労働省)では、「授乳について困ったこと」がある者(回答者:0~2歳児の保護者の総数)は、約5割であった。
B 分娩後、数日間分泌される黄色みをおびた粘りのある母乳を初乳という。
C 母乳育児の利点として、小児期の肥満やのちの2型糖尿病の発症リスクの低下が報告されている。
D 乳児用液体ミルクは、液状の人工乳を容器に密封したものであり、常温での保存が可能なものである。
- A:○ B:○ C:○ D:○
- A:○ B:○ C:× D:×
- A:○ B:× C:○ D:×
- A:× B:○ C:○ D:○
- A:× B:× C:× D:○
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この過去問の解説 (2件)
01
授乳に関する問題です。
A:授乳について困ったことがある割合は約8割です。
B:初乳とは分娩後数日間出る母乳のことです。
黄味がかって粘り気があり、栄養が多く含まれています。
C:母乳育児のメリットとして、小児期の肥満やのちの2型糖尿病の発症リスクの低下が報告されています。
また、母乳育児は子どもだけでなく母親にも多くのメリットがあります。
D:乳児用液体ミルクは、液状の人工乳を容器に密封したものであり、常温での保存が可能なものです。
母乳の代替品として使用され、調乳の手間がなくそのまま授乳することができます。
Aが不適切です。
AとCとDが不適切です。
AとBとDが不適切です。
適切です。
BとCが不適切です。
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02
授乳に関する正しい知識を持ち、適切に対応できるかを確認するための問題です。
A ✕ 「平成27年度乳幼児栄養調査結果の概要」によると、「授乳について困ったこと」があると回答した保護者は約8割であり、5割ではありません。
B ◯ 分娩後、数日間分泌される黄色みをおびた粘りのある母乳を初乳といいます。
C ◯ 母乳育児の利点として、小児期の肥満やのちの2型糖尿病の発症リスクの低下が報告されています。
D ◯ 乳児用液体ミルクは、液状の人工乳を容器に密封したものであり、常温での保存が可能です。
正答です。
園によっては母乳育児の利点を保護者に伝えるための情報提供を行っています。
また、乳児用液体ミルクの使用方法についても、災害時の備えとして保護者に説明しています。
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