問題
A 年齢区分は1~17歳を小児、18歳以上を成人とする。
B 10年ごとに見直しがなされ、改定される。
C 栄養素の指標として、「推定平均必要量」「推奨量」「目安量」「耐容上限量」「目標量」の5種類が設定されている。
D 基本的に健康な個人及び集団を対象としている。
「日本人の食事摂取基準(2020年版)」からの問題です。
A:1〜17 歳を小児、18 歳以上を成人とし、高齢者は65〜74 歳、75 歳以上 の二つに区分されます。
乳児は「出生後6か月未満(0〜5か月)」「6か月以上1歳未満 (6〜11 か月)」の二つに区分されます。
成長に合わせてより詳細な年齢区分設定が必要 と考えられる場合には
「出生後6か月未満(0〜5か月)」
「6か月以上9か月未満(6〜8 か月)」
「9か月以上1歳未満(9〜11 か月)」
の三つの区分に分けられます。
B:5年ごとに見直しがされ、改定されます。
C:栄養素の指標として、「推定平均必要量」「推奨量」「目安量」「耐容上限量」「目標量」の5種類が設定されています。
D:食事摂取基準の対象は健康な個人及び健康な者を中心として構成されている集団としています。
BとCとDが不適切です。
適切です。
Dが不適切です。
AとBとCが不適切です。
Aが不適切です。
日本人の食事摂取基準は、栄養摂取の指針として非常に重要です。
この問題では、その基準に関する記述があります。
正しい情報を選択することで、食事摂取基準の特徴や目的について理解を深めることができます。
Aについて
「日本人の食事摂取基準」の対象年齢区分は1~17歳を小児、18歳以上を成人としています。
Bについて
「日本人の食事摂取基準」は5年ごとに改定されます。
Cについて
「日本人の食事摂取基準」栄養素の指標として、「推定平均必要量」「推奨量」「目安量」「耐容上限量」「目標量」の5種類が設定されています。
Dについて
「日本人の食事摂取基準」は基本的に健康な個人及び集団を対象としています。
この問題では、日本人の食事摂取基準に関する記述の中から正しいものを選ぶ問題でした。
食事摂取基準の見直しの周期や対象、栄養素の指標についての理解をしておきましょう。