保育士の過去問
令和5年(2023年)後期
子どもの食と栄養 問7
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問題
保育士試験 令和5年(2023年)後期 子どもの食と栄養 問7 (訂正依頼・報告はこちら)
次のうち、幼児期の健康と食生活に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 感染に対する抵抗力が弱い。
B 消化機能が十分に発達していないため、1回(食)に消化できる量などに配慮が必要である。
C 骨格、筋肉、臓器など身体のあらゆる組織をつくるために十分な栄養素の供給が必要となるが、体重1kgあたりでは成人よりも必要とする栄養素は少ない。
D 「偏食する」「むら食い」「遊び食べをする」などが起きやすい。
A 感染に対する抵抗力が弱い。
B 消化機能が十分に発達していないため、1回(食)に消化できる量などに配慮が必要である。
C 骨格、筋肉、臓器など身体のあらゆる組織をつくるために十分な栄養素の供給が必要となるが、体重1kgあたりでは成人よりも必要とする栄養素は少ない。
D 「偏食する」「むら食い」「遊び食べをする」などが起きやすい。
- A:○ B:○ C:× D:○
- A:○ B:× C:○ D:×
- A:○ B:× C:× D:×
- A:× B:○ C:○ D:○
- A:× B:○ C:○ D:×
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この過去問の解説 (2件)
01
幼児期の健康と食生活に関する問題です。
A:幼児期は先天性免疫が減少し、また大人に比べて感染の経験が少なくまだ体の中に免疫ができていないため、感染に対する抵抗力が弱いです。
B:幼児は消化機能がまだ未熟のため食事の量に配慮が必要です。
1日3回の食事では必要な栄養素が不足しやすいため、おやつ(補食)で補うことも必要になります。
おやつは食事の妨げにならないよう、適切な食品・量・時間を心掛けることが大切です。
C:大人に比べて体は小さいですが、骨格、筋肉、臓器など身体のあらゆる組織をつくるために、エネルギーは大人の約2倍、たんぱく質は1.5倍の量を摂取する必要があります。
D:「偏食」「むら食い」→乳児や幼児は酸味や苦みなどの味、固い・パサパサしている食感など苦手なものが多くあります。
苦手な理由を探り調理方法や味付けを変えることで、改善できることがあります。
「遊び食べ」→1歳を過ぎると行動範囲が広がり、様々なことに興味を示し始めます。
「いただきます」「ごちそうさま」の挨拶をすることで区切りをつけることや、椅子や机の環境を整えることで改善できることがあります。
適切です。
BとCとDが不適切です。
BとDが不適切です。
AとCが不適切です。
AとCとDが不適切です。
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02
幼児期の健康と食生活に関する正しい知識を持ち、適切に対応できるかを確認するための問題です。
・幼児は「偏食する」「むら食い」「遊び食べをする」などの行動が起きやすいです。これは成長過程での自然な行動であり、適切な対応が求められます。
・幼児の消化機能はまだ十分に発達していないため、1回の食事で消化できる量に配慮が必要です。
・幼児は免疫システムがまだ完全に発達していないため、感染に対する抵抗力が弱いです。
・幼児は成長発育が旺盛で、体重1kgあたりの必要栄養素は成人よりも多いです。特にエネルギーやカルシウム、鉄などの栄養素が多く必要です。
正答です。
園によっては、子どもの成長発達に合わせて少量ずつ頻回に食事を提供し、消化に負担をかけないようにしたり、子どもが興味を持つような盛り付けや食材の工夫を行い、飽きずに楽しく食事ができる環境を整え、支援してします。
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