保育士の過去問
令和5年(2023年)後期
子どもの食と栄養 問8

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問題

保育士試験 令和5年(2023年)後期 子どもの食と栄養 問8 (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、幼児期の間食に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  「平成27年度乳幼児栄養調査結果の概要」(厚生労働省)の「子どもの間食(3食以外に食べるもの)の与え方(回答者:2~6歳児の保護者)」において、「欲しがるときにあげることが多い」と回答した保護者の割合が最も高かった。
B  「平成27年度乳幼児栄養調査結果の概要」(厚生労働省)の「子どもの間食(3食以外に食べるもの)として甘い飲み物やお菓子を1日にとる回数(回答者:2~6歳児の保護者)」において、どの年齢階級も「3回」と回答した者の割合が最も高かった。
C  幼児期では、間食を食事の一部と考え、間食でエネルギーや栄養素、水分の補給を行うことが望ましい。

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この過去問の解説 (2件)

01

幼児期の間食に関する問題です。

 

A:「平成27年度乳幼児栄養調査結果の概要」(厚生労働省)の「子どもの間食(3食以外に食べるもの)の与え方(回答者:2~6歳児の保護者)」では、「時間を決めてあげることが多い」と回答した保護者の割合が最も高いです。

 

B:「平成27年度乳幼児栄養調査結果の概要」(厚生労働省)の「子どもの間食(3食以外に食べるもの)として甘い飲み物やお菓子を1日にとる回数(回答者:2~6歳児の保護者)」において、どの年齢階級も「1回」と答えた保護者の割合が最も高いです。

 

C:幼児期は消化機能がまだ未熟なため1回の食事で摂取できる栄養が限られます。

そのため間食を第4の食事と考え、間食でエネルギーや栄養素、水分を補給することが望ましいです。

選択肢1. A:○  B:○  C:○

AとBが不適切です。

選択肢2. A:○  B:○  C:×

全て不適切です。

選択肢3. A:○  B:×  C:○

Aが不適切です。

 

選択肢4. A:×  B:○  C:×

BとCが不適切です。

選択肢5. A:×  B:×  C:○

適切です。

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02

幼児期の間食に関する正しい知識を持ち、適切に対応できるかを確認するための問題です。

 

「子どもの間食として甘い飲み物やお菓子を1日にとる回数」に関して、多くの場合、1日1〜2回が一般的です。

幼児期では、間食を食事の一部と考え、間食でエネルギー栄養素水分の補給を行うことが望ましいです。幼児は一度に多くの量を食べられないため、間食が重要な栄養補給の機会となります。

「平成27年度乳幼児栄養調査結果の概要」によると、「欲しがるときにあげることが多い」と回答した保護者の割合は最も高くありません。実際には、決まった時間にあげることが多いとされています。

選択肢5. A:×  B:×  C:○

正答です。

まとめ

間食には果物や乳製品を取り入れ、健康的に体の成長発達を促していきましょう。

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