保育士の過去問 令和5年(2023年)後期 子どもの食と栄養 問16
この過去問の解説 (2件)
保育所における食育に関する指針についての問題を解説します。
保育士試験では、子どもの健康や食育に関する指針を理解し、適切な子ども像を選択する能力が求められます。
お腹がすくリズムを持つことは、健康な食生活を送るために重要です。
食事のリズムを保つことで消化や栄養吸収が促進されます。
食べることに対する好奇心や興味を持ち、多様な食材や味を楽しむことが重要です。
好き嫌いがない子ども像は、食育の目標とは異なります。
食事を楽しむ上で、一緒に食べたい人がいることは大切な要素です。
家族や友人と一緒に食事をすることで、食事の時間が楽しくなり、コミュニケーションが促進されます。
食事づくりや準備にかかわることは、子どもの自立心や創造性を育む上で重要です。
食材の選び方や料理の手伝いを通じて、子どもが食に対する関心を深めることができます。
食べものを話題にすることは、子どもの食育において重要な要素です。
食事を通じて食材や栄養について話し合うことで、子どもたちの食に対する興味や理解が深まります。
「楽しく食べる子どもに~保育所における食育に関する指針~」から、食育に関する問いです。
子どもの健康的な発育、発達のためにも食育についての知識は保育士にとって必要なものとなります。
指針からの問いは保育士試験でも頻出されますのでしっかりと理解をしておきましょう。
「楽しく食べる子どもに~保育所における食育に関する指針~」(平成16年 厚生労働省)では、5つの期待する子ども像として、
・お腹がすくリズムのもてる子ども
・食べたいもの、好きなものが増える子ども
・一緒に食べたい人がいる子ども
・食事づくり、準備にかかわる子ども
・食べものを話題にする子ども
を掲げています。
適切です。
健康に生活するためには適切なリズムで食事することが大切です。そのために十分に身体を動かし、睡眠をとり、空腹を感じられるよう促すことが大切です。
不適切です。
「好き嫌いがない子ども」は5つの期待する子ども像に含まれていません。
適切です。
お友達や家族と食事をすることを通して安心感を得ることは大切な経験です。
適切です。
食事づくりや準備に携わることで将来必要な生活技能を高めることや食に関する興味につながります。
適切です。
食に関する話をすることで、食だけでなく健康についても考えることへつながります。
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