保育士の過去問
令和5年(2023年)後期
保育実習理論 問12

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問題

保育士試験 令和5年(2023年)後期 保育実習理論 問12 (訂正依頼・報告はこちら)

次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。

【事例】
実習生Kさんは、保育所で保育実習を行っている。3歳児クラスで、絵本『おむすびころりん』の読み聞かせをすることになり、指導計画を作成することになった。

【設問】
次のうち、指導計画の「ねらい及び内容」として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  『おむすびころりん』の物語を楽しむ。
B  「おむすびころりん すっとんとん」など、心地よい言葉のリズムを味わう。
C  絵本の中に出てくる言葉のやりとりを保育者(実習生)や友達と楽しむ。
D  絵本の読み聞かせが終わるまでは、動かずにきちんと座って話を聞かせる。
  • A:○  B:○  C:○  D:×
  • A:○  B:○  C:×  D:○
  • A:○  B:×  C:×  D:○
  • A:×  B:○  C:○  D:×
  • A:×  B:×  C:×  D:×

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この過去問の解説 (2件)

01

A~C:

記述のとおりです。

保育所保育指針の中でも、絵本や物語に親しむ大切さや、言葉や表現を身につけたり経験や考えを言葉で伝える大切さを、楽しさと同時に教えていきましょうといった内容の記述があります。

 

「保育士等や友達と心を通わせる中で、絵本や物語などに親しみながら、豊かな言葉や表現を身に付け、経験したことや考えたことなどを言葉で伝えたり、相手の話を注意して聞いたりし、言葉による伝え合いを楽しむようになる。」

 

D:×

動かない、きちんと座って聞くということを強制するようなことは適切ではありません。保育者が、子どもが興味を持つ読み聞かせの工夫をすることが大切です。(声のトーンを変える、子どもの座る位置を変えるなど)

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02

保育所の保育実習での事例の問題となります。

自分が保育実習に行くと仮定し、考えてみましょう。

 

 

A:○  

「『おむすびころりん』の物語を楽しむ。」は正しいです。

子どもたちに絵本に親しんでもらうには、まず自分が楽しむことも大切です。
 

 

B:○  

「「おむすびころりん すっとんとん」など、心地よい言葉のリズムを味わう。」は正しいです。

心地よい言葉やリズムを味わい、子どもたちに豊かな言葉や表現を感じてもらうことが大切です。
 

C:○  

「絵本の中に出てくる言葉のやりとりを保育者(実習生)や友達と楽しむ。」は正しいです。
 

D:×  

「絵本の読み聞かせが終わるまでは、動かずにきちんと座って話を聞かせる。」は誤っています。

 

よって、正解の選択肢は「A:○  B:○  C:○  D:×」となります。

 

 

この問題は、保育所保育指針にある

「保育士等や友達と心を通わせる中で、絵本や物語などに親しみながら、豊かな言葉や表現を身に付け、経験したことや考えたことなどを言葉で伝えたり、相手の話を注意して聞いたりし、言葉による伝え合いを楽しむようになる。」を元にした問題といえます。

 

保育所保育指針は様々なところで応用されますので、条文を理解しておくことが大切です。

選択肢1. A:○  B:○  C:○  D:×

正解です。

選択肢2. A:○  B:○  C:×  D:○

上記解説より、不適切です。

正解の選択肢は「A:○  B:○  C:○  D:×」となります。

C、Dが誤っています。

選択肢3. A:○  B:×  C:×  D:○

上記解説より、不適切です。

正解の選択肢は「A:○  B:○  C:○  D:×」となります。

B、C、Dが誤っています。

選択肢4. A:×  B:○  C:○  D:×

上記解説より、不適切です。

正解の選択肢は「A:○  B:○  C:○  D:×」となります。

Aが誤っています。

選択肢5. A:×  B:×  C:×  D:×

上記解説より、不適切です。

正解の選択肢は「A:○  B:○  C:○  D:×」となります。

A、B、Cが誤っています。

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