保育士 過去問
令和6年(2024年)前期
問63 (社会福祉 問3)
問題文
次のうち、「児童福祉法」に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 全て国民は、児童が良好な環境において生まれ、かつ、社会のあらゆる分野において、児童の年齢及び発達の程度に応じて、その意見が尊重され、その最善の利益が優先して考慮され、心身ともに健やかに育成されるよう努めなければならない。
B 国及び地方公共団体は、児童が家庭において心身ともに健やかに養育されるよう、児童の保護者を支援しなければならない。
C 児童を心身ともに健やかに育成することについての第一義的責任は保護者にあり、国や地方公共団体は責任を一切負わない。
D 保育士とは、登録を受け、保育士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもって、児童の保育及び児童の保護者に対する保育に関する指導を行うことを業とする者をいう。
A 全て国民は、児童が良好な環境において生まれ、かつ、社会のあらゆる分野において、児童の年齢及び発達の程度に応じて、その意見が尊重され、その最善の利益が優先して考慮され、心身ともに健やかに育成されるよう努めなければならない。
B 国及び地方公共団体は、児童が家庭において心身ともに健やかに養育されるよう、児童の保護者を支援しなければならない。
C 児童を心身ともに健やかに育成することについての第一義的責任は保護者にあり、国や地方公共団体は責任を一切負わない。
D 保育士とは、登録を受け、保育士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもって、児童の保育及び児童の保護者に対する保育に関する指導を行うことを業とする者をいう。
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問題
保育士試験 令和6年(2024年)前期 問63(社会福祉 問3) (訂正依頼・報告はこちら)
次のうち、「児童福祉法」に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 全て国民は、児童が良好な環境において生まれ、かつ、社会のあらゆる分野において、児童の年齢及び発達の程度に応じて、その意見が尊重され、その最善の利益が優先して考慮され、心身ともに健やかに育成されるよう努めなければならない。
B 国及び地方公共団体は、児童が家庭において心身ともに健やかに養育されるよう、児童の保護者を支援しなければならない。
C 児童を心身ともに健やかに育成することについての第一義的責任は保護者にあり、国や地方公共団体は責任を一切負わない。
D 保育士とは、登録を受け、保育士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもって、児童の保育及び児童の保護者に対する保育に関する指導を行うことを業とする者をいう。
A 全て国民は、児童が良好な環境において生まれ、かつ、社会のあらゆる分野において、児童の年齢及び発達の程度に応じて、その意見が尊重され、その最善の利益が優先して考慮され、心身ともに健やかに育成されるよう努めなければならない。
B 国及び地方公共団体は、児童が家庭において心身ともに健やかに養育されるよう、児童の保護者を支援しなければならない。
C 児童を心身ともに健やかに育成することについての第一義的責任は保護者にあり、国や地方公共団体は責任を一切負わない。
D 保育士とは、登録を受け、保育士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもって、児童の保育及び児童の保護者に対する保育に関する指導を行うことを業とする者をいう。
- A:○ B:○ C:× D:○
- A:○ B:× C:× D:○
- A:○ B:× C:× D:×
- A:× B:○ C:○ D:○
- A:× B:○ C:× D:○
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この過去問の解説 (3件)
01
この問いでは、児童福祉法の内容について聞かれています。
A→〇
児童福祉法の第二条に、記載があります。よって、Aは正しいです。
B→〇
児童福祉法の第三条の二に、記載があります。よって、Bは正しいです。
C→×
児童福祉法第二条②には「児童の保護者は、児童を心身ともに健やかに育成することについて第一義的責任を負う。」と書かれているため、前半部分は正しいです。
しかし、児童福祉法第二条③には「国及び地方公共団体は、児童の保護者とともに、児童を心身ともに健やかに育成する責任を負う。」と書かれているため、Cの「国や地方公共団体は責任を一切負わない。」という部分は誤りです。よって、Cは間違いです。
D→〇
児童福祉法、第十八条の四に、記載があります。よってDは正しいです。
A:○ B:○ C:× D:○ →〇
児童福祉法は、児童の福祉を支援する法律です。
保育士にも密接に関係のある福祉法ですので確認しておくようにしましょう。
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02
A:「全て国民は、児童が良好な環境において生まれ、かつ、社会のあらゆる分野において、児童の年齢及び発達の程度に応じて、その意見が尊重され、その最善の利益が優先して考慮され、心身ともに健やかに育成されるよう努めなければならない。」
適切です。
児童福祉法の基本理念として、児童の意見を尊重し、その最善の利益を優先することが定められています。この法律は、すべての国民に対して児童の健全な成長を支える役割を求めています。
B:「国及び地方公共団体は、児童が家庭において心身ともに健やかに養育されるよう、児童の保護者を支援しなければならない。」
適切です。
児童福祉法には、国や地方公共団体が保護者を支援し、児童が家庭で適切に育成されるよう努める義務が明記されています。
C:「児童を心身ともに健やかに育成することについての第一義的責任は保護者にあり、国や地方公共団体は責任を一切負わない。」
不適切です。
児童福祉法では、児童の育成における第一義的責任は保護者にあるとしていますが、国や地方公共団体も補助的な責任を負います。「責任を一切負わない」という表現は誤りです。
D:「保育士とは、登録を受け、保育士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもって、児童の保育及び児童の保護者に対する保育に関する指導を行うことを業とする者をいう。」
適切です。
この記述は、児童福祉法における保育士の定義に合致しています。保育士は、登録された専門職として、保育と保護者支援の両方を担います。
正しいです。
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03
児童福祉法の条文を復習しておきましょう。
A 適切です。
児童福祉法第2条の内容です。
B 適切です。
児童福祉法第3条の2の内容に該当します。
C 不適切です。
「国や地方公共団体は責任を一切負わない。」という部分が誤りです。
国や地方公共団体が一切責任を負わないことはありません。
D 適切です。
児童福祉法第18条の4の内容に該当します。
正しい組み合わせです。
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