保育士 過去問
令和6年(2024年)前期
問71 (社会福祉 問11)

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問題

保育士試験 令和6年(2024年)前期 問71(社会福祉 問11) (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、相談援助の展開過程の中の「エバリュエーション」についての説明として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  エバリュエーションとは、事前評価のことをいう。
B  エバリュエーションでまず行うことは、利用者との信頼関係の構築である。
C  エバリュエーションでは、援助・支援のためのプログラムを作成する。
D  エバリュエーションでは、実施した支援が適切であったか、あるいは支援の効果があったかどうかを評価する。
  • A:○  B:×  C:○  D:×
  • A:○  B:×  C:×  D:×
  • A:×  B:○  C:×  D:○
  • A:×  B:×  C:×  D:○
  • A:×  B:×  C:×  D:×

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この過去問の解説 (2件)

01

A:「エバリュエーションとは、事前評価のことをいう。」

不適切です。
エバリュエーションは、援助や支援が実施された後に、その効果や適切性を評価する過程を指します。事前評価とは異なります。

 

B:「エバリュエーションでまず行うことは、利用者との信頼関係の構築である。」

不適切です。
信頼関係の構築は支援の初期段階で重要ですが、エバリュエーションの目的ではありません。エバリュエーションは、支援結果を評価するプロセスに焦点を当てます。

 

C:「エバリュエーションでは、援助・支援のためのプログラムを作成する。」

不適切です。
プログラムの作成は計画段階で行われます。エバリュエーションでは、実施した支援や計画の結果を評価します。

 

D:「エバリュエーションでは、実施した支援が適切であったか、あるいは支援の効果があったかどうかを評価する。」

適切です。
エバリュエーションの主な目的は、支援の効果や適切性を検証することです。この過程で、支援内容の改善や次のステップを検討します。

選択肢4. A:×  B:×  C:×  D:○

正しいです。

参考になった数45

02

相談援助の展開過程は以下の通りです。

インテーク→アセスメント→プランニング→インターベンション

→モニタリング→エバリュエーション→ターミネーション→アフターケア となります。

 

A不適切です。

 エバリュエーションとは、事前評価のことをいう。

→こちらは、アセスメントに該当します。

 

B不適切です。

エバリュエーションでまず行うことは、利用者との信頼関係の構築である。

→こちらは、エバリュエーションでおこなうことではなく、インテークの段階です。

 

C不適切です。

エバリュエーションでは、援助・支援のためのプログラムを作成する。

→こちらは、プランニングに該当します。

 

D適切です。

エバリュエーションでは、実施した支援が適切であったか、あるいは支援の効果があったかどうかを評価する。

→すべての過程を総合的にみて評価するようにしましょう。

選択肢4. A:×  B:×  C:×  D:○

正しい組み合わせです。

参考になった数25