保育士 過去問
令和6年(2024年)前期
問72 (社会福祉 問12)

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問題

保育士試験 令和6年(2024年)前期 問72(社会福祉 問12) (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、福祉における相談援助の過程についての記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  相談援助の開始期において、地域社会に潜在している多くのケースを発見するようにアウトリーチを行うことは重要である。
B  アセスメントにおいて、利用者のニーズを評価したり、利用者のストレングスなどを評価したりする。
C  プランニングは、アセスメントに基づき、問題解決に向けての目標を設定し、具体的な支援内容を計画する。
D  モニタリングは、支援計画実施後の事後評価において不可欠な経過観察である。
  • A:○  B:○  C:○  D:○
  • A:○  B:○  C:○  D:×
  • A:○  B:×  C:×  D:×
  • A:×  B:○  C:○  D:○
  • A:×  B:×  C:×  D:○

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この過去問の解説 (2件)

01

A:「相談援助の開始期において、地域社会に潜在している多くのケースを発見するようにアウトリーチを行うことは重要である。」

適切です。
アウトリーチは、支援を必要としているが相談に至っていない人々を発見するための方法であり、相談援助の開始期において重要な活動です。

 

B:「アセスメントにおいて、利用者のニーズを評価したり、利用者のストレングスなどを評価したりする。」

適切です。
アセスメントでは、利用者の抱える問題や必要とする支援だけでなく、利用者の強みや利用可能な資源も評価し、それを支援計画に活かします。

 

C:「プランニングは、アセスメントに基づき、問題解決に向けての目標を設定し、具体的な支援内容を計画する。」

適切です。
アセスメントで明らかにした情報をもとに、実現可能な目標を設定し、具体的な支援の計画を立てるのがプランニングの役割です。

 

D:「モニタリングは、支援計画実施後の事後評価において不可欠な経過観察である。」

適切です。
モニタリングは、支援計画の進行中に行われるだけでなく、事後評価においても重要です。事後評価では、支援が目標達成にどの程度寄与したかを把握するため、モニタリングで得た経過観察のデータが役立ちます。記述内容は正しいです。

選択肢1. A:○  B:○  C:○  D:○

正しいです。

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02

A 適切です。

 アウトリーチとは、利用者から援助者という方向ではなく、援助者から相談者へという、支援する方からアプローチをする体制です。

 

B 適切です。

 「利用者のストレングス」とは、「強み」のことを指します。

 利用者の強みを聴き、引き出せるようにすることはとても重要です。

 

C 適切です。

 プランニングとは、問題文のとおり、支援計画を立てることを指します。

 

D 適切です。

 モニタリングにおいて、支援がきちんとできているか、利用者の困りごとなどが新たに生じていないかなどを観察します。

選択肢1. A:○  B:○  C:○  D:○

正しい組み合わせです。

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