保育士 過去問
令和6年(2024年)前期
問84 (保育の心理学 問4)

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問題

保育士試験 令和6年(2024年)前期 問84(保育の心理学 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、社会情動的発達に関する記述である。
A~Dに関連する語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  自分で自分の身体に触れているときは、触れている感覚と触れられている感覚がする。
B  生後間もない時期から、乳児が他者に示された表情と同じ表情をする。
C  1歳半頃から、子どもが大人と同じようなことをやりたがったり、大人に対してことごとく「イヤ」と言って頑として譲らなかったりする。
D  情動は、運動・認知・自己の発達と関連しながら分化していく、という考え方を提唱した。

【語群】
ア ダブルバインド  イ ダブルタッチ  ウ 共鳴動作  エ トマセロ(Tomasello, M.)
オ 延滞模倣  カ 自己中心性  キ 自己主張  ク ルイス(Lewis, M.)
  • A:ア  B:ウ  C:カ  D:エ
  • A:ア  B:オ  C:キ  D:ク
  • A:イ  B:ウ  C:カ  D:ク
  • A:イ  B:ウ  C:キ  D:ク
  • A:イ  B:オ  C:カ  D:エ

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この過去問の解説 (2件)

01

社会情動的発達は、子どもの心の成長を理解するための重要なテーマです。

 

A:イ(ダブルタッチ)

ダブルタッチとは、自分で自分の身体に触れるときに「触れている感覚」と「触れられている感覚」の両方を感じる現象です。これは、自分と他者の感覚を区別するための重要なプロセスとされています。

 

B:ウ(共鳴動作)

共鳴動作とは、乳児が他者の表情や動きを真似ることを指します。例えば、大人が笑うと乳児も笑うといった行動がこれに当たります。これは、生後間もない頃から見られ、社会的なつながりを築く基盤となります。

 

C:キ(自己主張)

1歳半頃から見られる「イヤイヤ期」は、自己主張の表れです。この時期の子どもは自立心が芽生え、自分の意見をはっきりと示すことが多くなります。

 

D:ク(ルイス)

ルイス(Lewis, M.)は、情動が運動・認知・自己の発達と関連しながら分化していくとする考えを提唱した心理学者です。子どもの情動発達を体系的に説明した人物として知られています。

選択肢4. A:イ  B:ウ  C:キ  D:ク

正しいです。

まとめ

社会情動的発達に関する問題は、乳幼児の発達段階を理解するために重要です。特に「ダブルタッチ」「共鳴動作」「自己主張」「ルイスの理論」といった用語は、保育士試験や心理学関連の試験で頻出します。それぞれの概念をしっかり押さえておきましょう。

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02

A ダブルタッチ
 ダブルタッチとは、例えば子どもが手で顔を触った場合、自分が触れている感覚と自分に触れられている感覚があり、それを認識すると言うことです。この2つの感覚を感じることから、ブルタッチといいます。

B 共鳴動作
 共鳴動作とは、相手と同じ動きをしたり、真似をしたりすることを指します。
例えば、母親が赤ちゃんに笑いかけると、赤ちゃんもにっこりと笑うと言うようなことが当てはまります。

C 自己主張
 1歳半ごろからは、イヤイヤ期とも言われ、大人の言うことにイヤと言ってやらなかったり自分でしようとしたりする姿が見られます。
これは自己主張に当てはまります。
例えば、お出かけの際に、靴をはかせようとすると、こどもが靴を取り、自分で履こうとするなどの行動があります。

D ルイス
 ルイスは心理学者で、問題文の通り、「情動は、運動・認知・自己の発達と関連しながら分化していく」という考え方を提唱しました。

選択肢4. A:イ  B:ウ  C:キ  D:ク

正しい組み合わせです。

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