保育士 過去問
令和6年(2024年)前期
問85 (保育の心理学 問5)
問題文
次のうち、乳幼児の運動発達に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 二足歩行ができるようになると、子どもの行動範囲は広がり、両手で物を持って運ぶ、足で蹴るなどの操作的技能を獲得するようになる。
B 乳児の運動機能の発達は、頭部から尾部へ、身体の末梢から中心へ、粗大運動から微細運動へという方向性と順序がある。
C 4~5歳頃になると、運動パターンの主要な構成要素が身につき、自分の運動をコントロールし、調和のとれたリズミカルな動きができるようになる。
D 一般に、運動遊びを好み、日常的にいろいろな種類の運動遊びをしている幼児の運動能力の水準は高い。しかし、幼児期の子どもについては、体力・運動能力テストによる測定は全く不可能である。
A 二足歩行ができるようになると、子どもの行動範囲は広がり、両手で物を持って運ぶ、足で蹴るなどの操作的技能を獲得するようになる。
B 乳児の運動機能の発達は、頭部から尾部へ、身体の末梢から中心へ、粗大運動から微細運動へという方向性と順序がある。
C 4~5歳頃になると、運動パターンの主要な構成要素が身につき、自分の運動をコントロールし、調和のとれたリズミカルな動きができるようになる。
D 一般に、運動遊びを好み、日常的にいろいろな種類の運動遊びをしている幼児の運動能力の水準は高い。しかし、幼児期の子どもについては、体力・運動能力テストによる測定は全く不可能である。
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問題
保育士試験 令和6年(2024年)前期 問85(保育の心理学 問5) (訂正依頼・報告はこちら)
次のうち、乳幼児の運動発達に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 二足歩行ができるようになると、子どもの行動範囲は広がり、両手で物を持って運ぶ、足で蹴るなどの操作的技能を獲得するようになる。
B 乳児の運動機能の発達は、頭部から尾部へ、身体の末梢から中心へ、粗大運動から微細運動へという方向性と順序がある。
C 4~5歳頃になると、運動パターンの主要な構成要素が身につき、自分の運動をコントロールし、調和のとれたリズミカルな動きができるようになる。
D 一般に、運動遊びを好み、日常的にいろいろな種類の運動遊びをしている幼児の運動能力の水準は高い。しかし、幼児期の子どもについては、体力・運動能力テストによる測定は全く不可能である。
A 二足歩行ができるようになると、子どもの行動範囲は広がり、両手で物を持って運ぶ、足で蹴るなどの操作的技能を獲得するようになる。
B 乳児の運動機能の発達は、頭部から尾部へ、身体の末梢から中心へ、粗大運動から微細運動へという方向性と順序がある。
C 4~5歳頃になると、運動パターンの主要な構成要素が身につき、自分の運動をコントロールし、調和のとれたリズミカルな動きができるようになる。
D 一般に、運動遊びを好み、日常的にいろいろな種類の運動遊びをしている幼児の運動能力の水準は高い。しかし、幼児期の子どもについては、体力・運動能力テストによる測定は全く不可能である。
- A:○ B:○ C:○ D:×
- A:○ B:○ C:× D:○
- A:○ B:× C:○ D:×
- A:× B:○ C:× D:×
- A:× B:× C:○ D:○
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この過去問の解説 (2件)
01
乳幼児の運動発達に関する問題は、発達の方向性や順序をしっかり理解することがポイントです。
A:「二足歩行ができるようになると、子どもの行動範囲は広がり、両手で物を持って運ぶ、足で蹴るなどの操作的技能を獲得するようになる。」
適切です。
二足歩行ができるようになることで、子どもの行動範囲は格段に広がります。両手が自由に使えるようになり、物を持ち運ぶ、蹴る、押すなどの動作が可能になります。これは運動機能の発達における自然な流れです。
B:「乳児の運動機能の発達は、頭部から尾部へ、身体の末梢から中心へ、粗大運動から微細運動へという方向性と順序がある。」
不適切です。
乳児の運動発達は「頭部から尾部へ」「中心から末梢へ」進むとされています。これは、首がすわる→お座り→立つ、といった順番で発達することを示しています。「末梢から中心へ」という表現は誤りです。
C:「4~5歳頃になると、運動パターンの主要な構成要素が身につき、自分の運動をコントロールし、調和のとれたリズミカルな動きができるようになる。」
適切です。
4~5歳になると、ジャンプやスキップなど、複数の運動要素が組み合わさった動きができるようになります。自分の動きを調整しながら、全身を使ったリズミカルな運動が可能になる時期です。
D:「一般に、運動遊びを好み、日常的にいろいろな種類の運動遊びをしている幼児の運動能力の水準は高い。しかし、幼児期の子どもについては、体力・運動能力テストによる測定は全く不可能である。」
不適切です。
幼児期の子どもでも、簡単な運動能力テストは可能です。体力測定や運動能力評価は工夫次第で行うことができます。全く不可能というのは事実ではありません。
正しいです。
運動発達の法則を正しく理解することが、試験の正答率を上げる鍵です。頭から順番に動きが発達していくイメージを持ちながら学習を進めると、問題が解きやすくなります。
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02
乳幼児の運動機能の発達について復習しておきましょう。
A適切です。
二足歩行ができるようになると、それ以前よりも行動範囲が広がることは自明です。
遊びに深みが出たりするようになります。
B不適切です。
「抹消から中心へ」ではなく、「中心から抹消へ」が適切です。
C適切です。
ケンケンを上手にするようになったり、ジャンプをしたり、バランスと調和のとれた動きが可能になります。
D不適切です。
幼児期でも、体力テスト、運動能力テストによる測定は可能です。
正しい組み合わせです。
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