保育士 過去問
令和6年(2024年)前期
問90 (保育の心理学 問10)

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問題

保育士試験 令和6年(2024年)前期 問90(保育の心理学 問10) (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、青年期に関する記述である。( A )~( D )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

青年は、自己探求の過程で「自分」という存在を問い続けることで、アイデンティティを確立していく。しかし、その過程では自分の存在意義や社会的役割を見失うことも多々ある。これは多くの青年が( A )に経験する自己喪失の状態であり、( B )と呼ばれる。
( C )は、アイデンティティを獲得する過程において、危機と積極的関与に着目し、アイデンティティ・ステイタスを4つに分類した。このうち、( D )は危機を経験することなく、何かに積極的関与をしている状態とされる。

【語群】
ア アイデンティティ拡散  イ 早期完了  ウ ホリングワース(Hollingworth, L.S.)
エ マーシア(Marcia, J.E.)  オ 一時的  カ アイデンティティ達成
キ 永続的  ク モラトリアム
  • A:オ  B:ア  C:エ  D:イ
  • A:オ  B:ア  C:エ  D:ク
  • A:オ  B:カ  C:ウ  D:イ
  • A:キ  B:ア  C:ウ  D:ク
  • A:キ  B:カ  C:エ  D:ク

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この過去問の解説 (2件)

01

青年期の発達は、自分自身や身近な人の経験と照らし合わせると覚えやすくなります。

 

A:オ(一時的)

青年期には、自分探しの過程で「自分とは何か?」という問いに直面し、一時的に自信を失ったり、迷ったりすることがあります。

これは一過性のものであり、成長過程でよく見られる自然な現象です。

 

B:ア(アイデンティティ拡散)

自分の役割や存在意義が分からなくなる状態をアイデンティティ拡散と呼びます。

これは、エリクソンの理論で説明されており、青年期に見られる特徴的な心理状態です。

 

C:エ(マーシア)

マーシア(Marcia, J.E.)は、エリクソンの理論を発展させ、アイデンティティの発達過程を4つに分類しました。

危機や積極的関与の有無に注目し、青年期のアイデンティティの状態を分析しています。

 

D:イ(早期完了)

早期完了は、アイデンティティに関する危機を経験することなく、自分の役割や価値観を受け入れてしまう状態です。

これは、親や周囲の価値観をそのまま受け入れてしまい、自分自身で深く考えたり悩んだりしないまま、自分の生き方を決めてしまうことを指します。

選択肢1. A:オ  B:ア  C:エ  D:イ

正しいです。

まとめ

青年期の発達課題を理解することは、保育や教育現場での子どもたちの支援に役立ちます。アイデンティティの状態を的確に判断し、適切な関わり方を学びましょう。

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02

乳幼児期、学童期と同様に青年期についても覚えておきましょう。

 

A オ 一時的

青年期の多くで、一時的に自分の存在や価値などについて見失うことがあります。

永続的なものではありません。

 

B ア アイデンティティ拡散

自分のなりたい人間像などを求める一方で存在意義が分からなくなってしまうことを指します。

 

C エ マーシア

アイデンティティ・ステイタスは以下の4つです。

1 アイデンティティ拡散

2 早期完了

3 モラトリアム

4 アイデンティティ達成 です。

 

D イ 早期完了

早期完了は、アイデンティティ・ステイタスのうちの一つです。

選択肢1. A:オ  B:ア  C:エ  D:イ

正しい組み合わせです。

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