保育士 過去問
令和6年(2024年)前期
問123 (子どもの食と栄養 問3)

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問題

保育士試験 令和6年(2024年)前期 問123(子どもの食と栄養 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

次の【Ⅰ群】の「日本人の食事摂取基準(2020年版)」における栄養素の指標と【Ⅱ群】のその目的を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

【Ⅰ群】
A  推定平均必要量、推奨量
B  目標量
C  耐容上限量

【Ⅱ群】
ア  生活習慣病の発症予防
イ  過剰摂取による健康障害の回避
ウ  摂取不足の回避
  • A:ア  B:イ  C:ウ
  • A:ア  B:ウ  C:イ
  • A:イ  B:ア  C:ウ
  • A:ウ  B:ア  C:イ
  • A:ウ  B:イ  C:ア

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この過去問の解説 (2件)

01

「日本人の食事摂取基準(2020年版)」についての問題です。

それぞれの量の意味を理解し、解答を導き出しましょう。

 

■「日本人の食事摂取基準(2020年版)」とは

健康増進法に基づき、国民のエネルギーと栄養素の量を示したガイドラインです。

厚生労働省が5年ごとに改定版を発表しています。

 

■推定平均必要量

半数の人が必要量を満たす量です。摂取不足の回避を目的としています。

 

■推奨量

推奨量は、ほとんどの人が充足する量です。

 

■目安量

栄養状態を維持するのに十分な量です。不足のリスクはほとんどないです。

十分な科学的根拠が得られず、推定平均必要量と推奨量が設定できない場合に設定します。

 

■目標量

生活習慣病の発症予防のために現在の日本人が当面の目標とすべき摂取量です。

 

■耐容上限量

過剰摂取による健康障害の回避を目的に設定される量です。

 

選択肢4. A:ウ  B:ア  C:イ

正解です。

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02

子どもたちに適切な栄養を提供することは、彼らの健やかな成長と健康を支える上で非常に重要です。

 

A:ウ 推定平均必要量、推奨量は、摂取不足の回避を目的としています。これにより、必要な栄養素を十分に摂取できるようにします。

B:ア 目標量は、生活習慣病の発症予防を目的としています。適切な栄養素の摂取量を目指すことで、生活習慣病のリスクを低減します。

C:イ 耐容上限量は、過剰摂取による健康障害の回避を目的としています。過剰摂取による健康リスクを防ぐための上限値です。

まとめ

栄養素の指標と目的を理解し、バランスの取れた食事を提供することで、子どもたちが健やかに育つ環境を整えましょう。保護者とも連携し、日常の食事について情報共有することが大切です。

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