保育士 過去問
令和6年(2024年)前期
問125 (子どもの食と栄養 問5)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

保育士試験 令和6年(2024年)前期 問125(子どもの食と栄養 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、調乳方法に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  調乳の際に使用する湯は、沸騰させた後30分以上放置しない。
B  調製粉乳の調整用として推奨された水の場合でも、沸騰させて使用する。
C  調乳の際には、一度沸騰させた後50℃以上に保った湯を使用する。
D  常温で保存していた場合、調乳後2時間以内に使用しなかったミルクは廃棄する。
  • A:○  B:○  C:○  D:×
  • A:○  B:○  C:×  D:○
  • A:×  B:○  C:○  D:○
  • A:×  B:×  C:○  D:×
  • A:×  B:×  C:×  D:○

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (2件)

01

A:○ 調乳の際に使用する湯は、沸騰させた後30分以上放置しないのが適切です。30分以上放置すると、雑菌が繁殖するリスクがあります。

B:○ 調製粉乳の調整用として推奨された水でも、沸騰させて使用することが推奨されます。これにより、細菌のリスクを減らすことができます。

C:× 調乳の際には、一度沸騰させた後、70℃以上に保った湯を使用するのが適切です。50℃では、細菌を十分に殺菌することができません。

D:○ 常温で保存していた場合、調乳後2時間以内に使用しなかったミルクは廃棄するのが適切です。これにより、細菌の繁殖を防ぎます。

選択肢2. A:○  B:○  C:×  D:○

正答です。

まとめ

乳児期は感染症への抵抗力が非常に弱いです。乳児保育の調乳は常に清潔な環境で行い、細菌感染に十分留意しましょう。

参考になった数43

02

母乳の代用として使用する、

乳児用調整粉乳(育児用ミルク)の調乳方法(無菌操作法)関する問題です。

調乳手順と注意点を理解しておきましょう。

 

A 正しいです。

「調乳の際に使用する湯は、沸騰させた後30分以上放置しない。」


B 正しいです。

「調製粉乳の調整用として推奨された水の場合でも、沸騰させて使用する。」


C 誤りです。

「調乳の際には、一度沸騰させた後50℃以上に保った湯を使用する。」

湯は70℃以上に保つ必要があります。


D 正しいです。

「常温で保存していた場合、調乳後2時間以内に使用しなかったミルクは廃棄する。」

選択肢2. A:○  B:○  C:×  D:○

正解です。

まとめ

乳児用調整粉乳(育児用ミルク)は細菌感染防止のため、

無菌操作法の手順をしっかり守る必要があります。

 

乳児用調整粉乳(育児用ミルク)の他にも、

乳児用液体ミルク(液状の人工乳を容器に保管したもので常温保存可能)も使われています。乳児用液体ミルクは調乳の必要がないため、災害時などに有効です。

 

参考になった数16