保育士 過去問
令和6年(2024年)前期
問128 (子どもの食と栄養 問8)

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問題

保育士試験 令和6年(2024年)前期 問128(子どもの食と栄養 問8) (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、幼児の食生活に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  ほとんどの子どもは3歳頃になるまでにすべての乳歯が生え揃う。
B  スプーンやフォークの握り方は、手のひら握り、鉛筆握り、指握りへと発達していく。
C  唾液中には、でんぷん分解酵素のプチアリンが含まれる。
D  「楽しく食べる子どもに~食からはじまる健やかガイド~」(平成16年 厚生労働省)における「発育・発達過程に応じて育てたい“食べる力”」の一つとして、幼児期では「家族や仲間と一緒に食べる楽しさを味わう」をあげている。
  • A:○  B:○  C:×  D:×
  • A:○  B:×  C:○  D:○
  • A:○  B:×  C:×  D:○
  • A:×  B:○  C:○  D:×
  • A:×  B:×  C:○  D:×

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この過去問の解説 (2件)

01

幼児の食生活に関する記述です。

 

A 正しいです。

『ほとんどの子どもは3歳頃になるまでにすべての乳歯が生え揃う。』
 

B 誤りです。

『スプーンやフォークの握り方は、手のひら握り、鉛筆握り、指握りへと発達していく。』

握り方の順番は、手のひら握り→指握り→鉛筆握りです。

 

手づかみ食べから始まり、幼児はスプーンやフォークの握り方を覚えていきます。

手のひら握り:手のひらで握ります。上手持ち、下手持ちがあります。(1歳頃)

指握り:指を使って握ります。(1歳~2歳頃)

鉛筆握り:親指、人差し指、中指の3本を使って食べられるようになります。(2歳半頃)


C 正しいです。

『唾液中には、でんぷん分解酵素のプチアリンが含まれる。』


D 正しいです。

『「楽しく食べる子どもに~食からはじまる健やかガイド~」(平成16年 厚生労働省)における「発育・発達過程に応じて育てたい“食べる力”」の一つとして、幼児期では「家族や仲間と一緒に食べる楽しさを味わう」をあげている。』

選択肢2. A:○  B:×  C:○  D:○

正解です。

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02

幼児の食生活に関する記述です。

 

A:○ ほとんどの子どもは3歳頃になるまでにすべての乳歯が生え揃います。

B:× スプーンやフォークの握り方は、手のひら握り、指握り、鉛筆握りへと発達していきます。鉛筆握りの前に指握りが来るのが正しい順序です。

C:○ 唾液中には、でんぷん分解酵素のプチアリンが含まれています。

D:○ 「楽しく食べる子どもに~食からはじまる健やかガイド~」において、幼児期では「家族や仲間と一緒に食べる楽しさを味わう」があげられています。

選択肢2. A:○  B:×  C:○  D:○

正答です。

まとめ

幼児期の食生活は成長と発達に大きな影響を与えます。楽しく食べる子どもに~保育所における食育に関する指針には、目を通しておくと良いでしょう。

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