保育士 過去問
令和6年(2024年)前期
問140 (子どもの食と栄養 問20)

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問題

保育士試験 令和6年(2024年)前期 問140(子どもの食と栄養 問20) (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、食物アレルギーに関する記述として、適切なものの組み合わせを一つ選びなさい。

A  「食品表示法」により容器包装された加工食品において、アレルギー表示が義務づけられている原材料は、卵、乳、小麦、大豆の4品目である。
B  卵アレルギーの場合、基本的に鶏肉は除去する必要はない。
C  食物アレルギーであっても、離乳食の開始や進行を遅らせる必要はない。
D  アレルギーを起こす原因物質をアナフィラキシーという。
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  • A,D
  • B,C
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この過去問の解説 (2件)

01

食物アレルギーに関する正しい知識を確認する問題です。

 

A:× 「食品表示法」により義務づけられている原材料は卵、乳、小麦、そば、落花生、えび、かに、くるみ8品目です。

(※令和5年3月9日の食品表示基準改正により「くるみ」が特定原材料に追加され、アレルギー表示が義務化されました。)

B:○ 卵アレルギーの場合、基本的に鶏肉を除去する必要はありません。

C:○ 食物アレルギーがあっても、離乳食の開始や進行を遅らせる必要はありません。医師の指導のもと、慎重に進めれば問題ありません。

D:× アナフィラキシーとは、重篤なアレルギー反応のことを指し、アレルギーを起こす原因物質はアレルゲンといいます。

選択肢4. B,C

正答です。

まとめ

アレルギー対応は慎重に行うことで、子どもたちの健康と安心を守ることができます。

参考になった数35

02

食物アレルギーに関する設問です。

 

食物アレルギーとは?

食物アレルギーは、「卵などの通常の食物を異物と体が判断し、免疫が反応してしまうこと」です。それにより、肌のじんましんやかゆみ、咳などが発症します。

 

A 『「食品表示法」により容器包装された加工食品において、アレルギー表示が義務づけられている原材料は、卵、乳、小麦、大豆の4品目である。』

誤りです。

食品表示基準で表示を義務付けられているのは、以下8品目です。
特定原材料:えび、かに、くるみ、小麦、そば、卵、乳、落花生(ピーナッツ)


B 『卵アレルギーの場合、基本的に鶏肉は除去する必要はない。』

正解です。


C 『食物アレルギーであっても、離乳食の開始や進行を遅らせる必要はない。』

正解です。


D 『アレルギーを起こす原因物質をアナフィラキシーという。』

誤りです。

アレルギーの原因となる抗原(原因物質)は「アレルゲン」です。

 

アナフィラキシーとは?

発症してすぐに、全身に強いアレレルギー症状がでる状態のことをいいます。

血圧の低下や意識障害などを引き起こし、生命を脅かす危険な状態になることもあります。

選択肢4. B,C

正解です。

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