保育士の過去問
令和6年(2024年)前期
保育実習理論 問15

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問題

保育士試験 令和6年(2024年)前期 保育実習理論 問15 (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、「保育所保育指針」第2章「保育の内容」2「1歳以上3歳未満児の保育に関わるねらい及び内容」エ「言葉」の内容に照らし、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  子どもは、応答的な大人との関わりによって、自ら相手に呼びかけたり、承諾や拒否を表す片言や一語文を話したり、言葉で言い表せないことは指差しや身振りなどで示したりして、親しい大人に自分の欲求や気持ちを伝えようとする。
B  子どもは、保育所での集団生活を送る中で、様々な生活に必要な言葉に出会う。例えば「マンマ」や「ネンネ」など、生活習慣や慣れ親しんだ活動内容を表す言葉がある。一方、「散歩」「着替える」などのように、毎日の同じ生活場面で繰り返し耳にすることで、次第に気付くようになる言葉もある。
C  子どもは、家庭や地域の生活の中で、文字などの記号の果たす役割とその意味を理解するようになると、自分でも文字などの記号を使いたいと思うようになる。また、保育所の生活においては、 複数のクラスや保育士等、さらには、多くの友達などがいるために、その所属や名前の文字を読んだり、理解したりすることが必要になる。
D  「当番の仕事」という言葉を耳にしても初めは何をどうすることなのか理解できない子どもも、保育士等や友達と一緒に行動することを通して、次第にその言葉を理解し、戸惑わずに行動できるようになっていく。
  • A:○  B:○  C:○  D:×
  • A:○  B:○  C:×  D:×
  • A:○  B:×  C:○  D:×
  • A:×  B:○  C:○  D:○
  • A:×  B:×  C:×  D:○

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この過去問の解説 (1件)

01

「保育所保育指針」に基づく1歳以上3歳未満児の保育内容の理解を確認する問題です。

 

A:○ 子どもは、応答的な大人との関わりを通じて言葉を学び、自分の欲求や気持ちを伝えようとします。

B:○ 集団生活の中で、子どもは様々な生活に必要な言葉に出会い、次第にその意味を理解します。

C:× 保育所の生活で名前の文字を読んだり理解したりすることは、1歳以上3歳未満児にはまだ難しいです。

D:○ 言葉を理解するためには、保育士や友達と一緒に行動する経験が重要です。

選択肢2. A:○  B:○  C:×  D:×

正答です。

まとめ

子どもは乳児といえど、園の集団生活の中で、生活に必要な言葉や行動を習得していきます。家庭よりも大きな集団で生活するなかで、社会性の第一歩が芽生えていきます。

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