保育士 過去問
令和6年(2024年)前期
問160 (保育実習理論 問20)

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問題

保育士試験 令和6年(2024年)前期 問160(保育実習理論 問20) (訂正依頼・報告はこちら)

次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。

【事例】
児童養護施設のグループホームで実習をしているGさんは、Uさん(高校2年生、女児)から次のような相談を受けた。Uさんが、担当のP保育士に「高校卒業後に進学したい」と相談したところ、 P保育士からは「親族の経済的な支援が期待できない中、学費について苦労をするから就職する方向で検討した方が良いと思うよ」と言われたため、「どうしたら良いかわからない」とのことだった。なお、実習開始時からGさんは、Q実習指導者に指導を受けている。

【設問】
次のうち、GさんのUさんへの対応として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  P保育士はUさんのことを思い助言しているのだから、就職するよう伝える。
B  相談内容について、Q実習指導者に伝えても良いかUさんに確認する。
C  Uさんの気持ちを理解しようと努める。
D  「親族も支援してくれないのはひどいよね」と話す。
  • A:○  B:○  C:○  D:×
  • A:○  B:○  C:×  D:×
  • A:○  B:×  C:×  D:○
  • A:×  B:○  C:○  D:×
  • A:×  B:×  C:○  D:○

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この過去問の解説 (1件)

01

A:×

P保育士の助言がUさんのためを思ったものであっても、GさんがUさんに「就職するよう伝える」というのは不適切です。

Uさん自身の希望や夢を尊重し、進学についての選択肢を一緒に考えるべきです。

 

B:○

相談内容について、Q実習指導者に伝えても良いかUさんに確認することは適切な対応です。

Uさんの同意を得ることで、プライバシーを尊重しつつ、必要なサポートを受けることができます。

 

C:○

Uさんの気持ちを理解しようと努めることは重要です。

彼女の感情や不安に寄り添うことで、信頼関係を築き、より良いサポートが可能になります。

 

D:×

「親族も支援してくれないのはひどいよね」と話すことは、Uさんの状況を否定的に捉える表現であり、不適切です。

Uさんの感情を理解しつつ、前向きな言葉をかけることが求められます。


 

したがって、正しい組み合わせは

「A:×  B:○  C:○  D:×」です。


 

選択肢4. A:×  B:○  C:○  D:×

この選択肢が正解です。

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