保育士 過去問
令和6年(2024年)後期
問43 (子ども家庭福祉 問3)

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問題

保育士試験 令和6年(2024年)後期 問43(子ども家庭福祉 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、児童憲章に関する記述として、適切なものを2つ選びなさい。
  • 「児童福祉法」が法的規範であるのに対し、児童憲章は道徳的規範という性格を持つ。
  • 国際連合が児童権利宣言を採択した後、日本で児童憲章を制定した。
  • 児童憲章の前文には、「児童福祉法」の精神にしたがい憲章を定めた旨が記されている。
  • 「児童は、人として尊ばれる」という一節は、児童憲章の前文に記されている。
  • 本文は全12条で構成されており、虐待、放任などからの保護は明文化されていない。

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この過去問の解説 (2件)

01

児童憲章についての問題です。

選択肢1. 「児童福祉法」が法的規範であるのに対し、児童憲章は道徳的規範という性格を持つ。

適切です。

選択肢2. 国際連合が児童権利宣言を採択した後、日本で児童憲章を制定した。

児童憲章が1951年に制定され、その後1959年に、児童権利宣言が採択されました。

 

 

選択肢3. 児童憲章の前文には、「児童福祉法」の精神にしたがい憲章を定めた旨が記されている。

「児童福祉法」ではなく、「日本国憲法」の精神にしたがい憲章を定めた旨が記されています。

選択肢4. 「児童は、人として尊ばれる」という一節は、児童憲章の前文に記されている。

適切です。

選択肢5. 本文は全12条で構成されており、虐待、放任などからの保護は明文化されていない。

児童憲章 十にはすべての児童は、「虐待・酷使・放任その他不当な取扱いからまもられる」と示されています。

まとめ

児童憲章の3つの綱領もしっかり覚えておきましょう。

参考になった数49

02

児童憲章についての問題です。

前文+12条からなることを覚えておきましょう。

選択肢1. 「児童福祉法」が法的規範であるのに対し、児童憲章は道徳的規範という性格を持つ。

適切です。

児童福祉法は拘束力のある法的規範で、児童憲章は理念的な宣言で道徳的規範と言えます。

選択肢2. 国際連合が児童権利宣言を採択した後、日本で児童憲章を制定した。

不適切です。

日本の児童憲章の制定は1951年に対し、国連の児童権利宣言は1959年です。つまり、児童憲章の方が先に制定されていました。

選択肢3. 児童憲章の前文には、「児童福祉法」の精神にしたがい憲章を定めた旨が記されている。

不適切です。

児童憲章の前文には、「日本国憲法の精神にしたがい…」という記述があります。

選択肢4. 「児童は、人として尊ばれる」という一節は、児童憲章の前文に記されている。

適切です。

「児童は、人として尊ばれる」という一説は、前文に書かれています。

選択肢5. 本文は全12条で構成されており、虐待、放任などからの保護は明文化されていない。

不適切です。

第10条には、「すべての児童は、虐待・酷使・放任その他不当な取扱からまもられる。」とあります。

参考になった数10