保育士 過去問
令和6年(2024年)後期
問59 (子ども家庭福祉 問19)

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問題

保育士試験 令和6年(2024年)後期 問59(子ども家庭福祉 問19) (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、各法律に示されている年齢に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

A  「民法」では、6歳に達している者は、特別養子縁組の養子となることができない。
B  「特別児童扶養手当等の支給に関する法律」では、障害児とは障害等級に該当する程度の障害の状態にある20歳未満の者をいう。
C  「母子保健法」では、新生児とは1歳に満たない者をいう。
D  「母子及び父子並びに寡婦福祉法」では、児童とは20歳未満の者をいう。
  • A:○  B:○  C:○  D:×
  • A:○  B:○  C:×  D:○
  • A:○  B:×  C:○  D:×
  • A:×  B:○  C:×  D:○
  • A:×  B:×  C:○  D:×

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この過去問の解説 (3件)

01

A 不適切です。

令和元年の改正で、6歳未満から、15歳未満へと引き上げられました。

 

B 適切です。

この法律には、「障害児」のほかに、「重度障害児」「特別障害者」の定義もあります。

 

C 不適切です。

新生児とは、「生後28日を経過しない乳児」です。

 

D  適切です。

児童は、18歳未満のものを指すこともあります。

選択肢4. A:×  B:○  C:×  D:○

正しい組み合わせです。

参考になった数43

02

「児童」「生徒」「新生児」などといった言葉は、法律の種類によって適用年齢が異なります。

正しい範囲を解答できるよう見返しましょう。

 

A・・・ 不適切です。

民法では、特別養子縁組の養子となることができる年齢を15歳未満としています。

 

B・・・適切です。

 

C・・・不適切です。

母子保健法では、新生児とは、「生後28日を経過しない乳児」とされています。

 

D ・・・適切です。

母子及び父子並びに寡婦福祉法児童では、児童の定義を20歳未満の者としています。

選択肢4. A:×  B:○  C:×  D:○

適切です。

参考になった数19

03

法律における年齢の規定に関する出題です。

選択肢4. A:×  B:○  C:×  D:○

A:× 「民法」第817条の5には15歳に達している者は、養子となることができない。と示されています。

 

B:○  「特別児童扶養手当等の支給に関する法律」第一章総則第二条には、「障害児」とは二十歳未満であって第五項に規定する障害等級に該当する程度の障害の状態にある者をいう。と示されています。

 

C:×  「母子保健法」第一章総則第六条5には、「新生児」とは、出生後二十八日を経過しない乳児をいう。と示されています。

 

D:○ 「母子及び父子並びに寡婦福祉法」第一章総則第六条3には、「児童」とは、二十歳に満たない者をいう。と示されています。

 

以上のことからこの選択肢は正答です。

まとめ

法律によって定義が異なるため、法律上の意味を正しく理解しておきましょう。

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