保育士 過去問
令和6年(2024年)後期
問75 (社会福祉 問15)

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問題

保育士試験 令和6年(2024年)後期 問75(社会福祉 問15) (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、コノプカ(Konopka,G.)のグループワークについての説明として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

A  グループワークの展開過程は、①準備期、②開始期、③作業期、④終結期がある。
B  グループワーカーは、グループそのものを個別化する視点と、グループに参加するメンバーを個別化する視点を持たなければならない。
C  グループワーカーは、グループワークに参加するメンバー同士の葛藤、衝突が起きないように心がけなければならない。
D  グループワーカーは、グループの状況を継続して評価する。
  • A:○  B:○  C:○  D:×
  • A:○  B:○  C:×  D:○
  • A:○  B:×  C:○  D:○
  • A:×  B:○  C:○  D:○
  • A:×  B:×  C:×  D:×

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この過去問の解説 (3件)

01

コノプカはグループワークの14の基本原則を提唱した研究者です。

 

A・・・適切です。グループワークの展開過程は波長合わせである準備期、グループワークのルールを作成する開始期、実際にグループワークを行う作業期、評価を行う終結期に分かれます。

 

B・・・適切です。グループ全体を見る視点と、参加者の個別性を見る視点の双方が必要です。

 

C・・・不適切です。葛藤、衝突にも意味があるため、回避するのではなくそれと向き合う姿勢が大切です。

 

D・・・適切です。

選択肢2. A:○  B:○  C:×  D:○

適切です。

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02

A 適切です。

グループワークのために準備し、グループワークを開始し、目標のために作業し、終わりを迎えるという過程です。

 

B 適切です。

グループワーカーは、まんべんなくグループを個別化して見る視点が必要です。

 

C 不適切です。

グループワークにおいて衝突や葛藤が起こることは大切なことです。

 

D 適切です。

継続的に評価することは課題を見つけること、解決することにつながります。

選択肢2. A:○  B:○  C:×  D:○

正しい組み合わせです。

参考になった数7

03

コノプカによるグループワーク理論に関する問題です。

 

A → ○

適切です。コノプカによるグループワーク理論では、グループの発達過程を、①準備期、②開始期、③作業期、④終結期と4段階に分けています。

 

B → ○

適切です。グループワーカーはグループ全体を1つの個性として見る視点と、グループの個々のメンバーの特性を尊重する視点の両方を持つ必要があります。

 

C → ×

不適切です。コノプカの理論では、メンバー同士の葛藤や衝突が起きることは自然なことと考え、それらを避けるべきであるという捉え方をしていません。むしろ、葛藤などを通じて自己理解や相互理解が深まることが期待できますので、グループワーカーは適切に対処し、成長の機会にできるようにしていきたいです。

 

D → ○

適切です。グループワーカーは、グループ活動の進行状況やメンバーの変化を継続して評価する必要があります。

選択肢2. A:○  B:○  C:×  D:○

正答です。

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