保育士 過去問
令和6年(2024年)後期
問116 (子どもの保健 問16)

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問題

保育士試験 令和6年(2024年)後期 問116(子どもの保健 問16) (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、乳幼児への保健的対応に関する記述として、適切なものを3つ選びなさい。
  • 乳児は、大人と比べて皮膚が薄く、紫外線による悪影響を受けやすいため、強い日光に長時間当たらないよう工夫する。
  • 乳幼児の入浴は、授乳や食事の直後がよい。
  • 食後の歯磨きは、乳歯が生え始めた頃から習慣づけることが大切である。
  • 新生児は新陳代謝が活発で汗をかきやすいので、常に薄着をさせる。
  • 乳幼児をベビーカーに乗せて外出する場合は外気温に注意が必要である。

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この過去問の解説 (2件)

01

乳幼児の体温のこと、身体の特徴などを理解しておきましょう。

選択肢1. 乳児は、大人と比べて皮膚が薄く、紫外線による悪影響を受けやすいため、強い日光に長時間当たらないよう工夫する。

適切です。

外遊びを行う際は、帽子をかぶったり、日なたで長時間いることがないように日陰の場所をつくったりして、長時間の強い日光に当たることは避けるようにしましょう。


 

選択肢2. 乳幼児の入浴は、授乳や食事の直後がよい。

不適切です。

乳幼児の入浴も、大人と同様で、授乳や食事から時間がたっていない状態ではおなかが苦しい状態で入ることになってしまいます。

そのため、食事や授乳直後は避けるようにしましょう。


 

選択肢3. 食後の歯磨きは、乳歯が生え始めた頃から習慣づけることが大切である。

適切です。

歯が生え始めると、乳歯であっても虫歯になることがあります。

一本一本丁寧に磨いてあげましょう。


 

選択肢4. 新生児は新陳代謝が活発で汗をかきやすいので、常に薄着をさせる。

不適切です。

新生児の新陳代謝が活発であることは適切です。

しかし、「常に」薄着をさせるのではなく、赤ちゃんが暑がっていたら薄着に、気温が低いなど、寒いときには暖かい服を着せるようにしましょう。


 

選択肢5. 乳幼児をベビーカーに乗せて外出する場合は外気温に注意が必要である。

適切です。

ベビーカーに乗せていると、ベビーカーの中が暑くなったりします。

乳幼児がベビーカー内でも快適に過ごせるように対策をしましょう。


 

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02

子どもと関わる時には日常的な対応になるので、しっかりおさえておきましょう。

選択肢1. 乳児は、大人と比べて皮膚が薄く、紫外線による悪影響を受けやすいため、強い日光に長時間当たらないよう工夫する。

〇:

保育所では帽子を着用したり、遮光ネットで日陰をつくるなど、

紫外線から体を守るための工夫をしています。

 

選択肢2. 乳幼児の入浴は、授乳や食事の直後がよい。

×:

授乳や食事直後の入浴は、消化不良になる場合があります。

1時間ほど空けてから入浴することがよいとされています。

選択肢3. 食後の歯磨きは、乳歯が生え始めた頃から習慣づけることが大切である。

〇:

乳歯の生え始めは生後6~9か月頃です。

口の周りを触ったり、ブラシでつついたりして、

歯みがきの行為に少しずつ慣らしていくことが大切です。

選択肢4. 新生児は新陳代謝が活発で汗をかきやすいので、常に薄着をさせる。

×:

薄着にする必要はありますが、体温調節をすることが難しいため、

気温によって服装を調整することが望ましいです。

基本的には動きやすい薄着で過ごし、汗をかいたら着替え、

寒かったら重ね着するようにします。

 

 

選択肢5. 乳幼児をベビーカーに乗せて外出する場合は外気温に注意が必要である。

〇:

地面からの距離が近いので暑さや寒さを受けやすいです。

そのため外気温に注意する必要があります。

まとめ

子どもの保健的対応の基本になるのでしっかり覚えておきましょう。

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