保育士 過去問
令和7年(2025年)前期
問93 (保育の心理学 問13)
問題文
次のうち、親としての育ちと子育てに関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
A 親準備性は、親になってから初めて獲得されるものではなく、自分が育てられた経験や、乳幼児との接触体験の有無の影響を受ける。
B 妊娠期の女性にとって、胎動は胎児の存在を感じ、親になることを意識する機会となる。父親は母親から胎児のことを聞いたり、周囲の人から父親になるものとして扱われたりすることで、親になることを意識する。
C 「第16回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」(2023年8月国立社会保障・人口問題研究所)によれば、理想とする子ども数が1人以上であった夫婦が子どもを持つ理由としては、「子どもがいると生活が楽しく心が豊かになるから」よりも「結婚して子どもを持つことは自然なことだから」のほうが多い。
D 子どもが独立すると、親役割を終えたことによる空虚感を募らせる空の巣症候群に陥る場合がある。
A 親準備性は、親になってから初めて獲得されるものではなく、自分が育てられた経験や、乳幼児との接触体験の有無の影響を受ける。
B 妊娠期の女性にとって、胎動は胎児の存在を感じ、親になることを意識する機会となる。父親は母親から胎児のことを聞いたり、周囲の人から父親になるものとして扱われたりすることで、親になることを意識する。
C 「第16回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」(2023年8月国立社会保障・人口問題研究所)によれば、理想とする子ども数が1人以上であった夫婦が子どもを持つ理由としては、「子どもがいると生活が楽しく心が豊かになるから」よりも「結婚して子どもを持つことは自然なことだから」のほうが多い。
D 子どもが独立すると、親役割を終えたことによる空虚感を募らせる空の巣症候群に陥る場合がある。
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問題
保育士試験 令和7年(2025年)前期 問93(保育の心理学 問13) (訂正依頼・報告はこちら)
次のうち、親としての育ちと子育てに関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
A 親準備性は、親になってから初めて獲得されるものではなく、自分が育てられた経験や、乳幼児との接触体験の有無の影響を受ける。
B 妊娠期の女性にとって、胎動は胎児の存在を感じ、親になることを意識する機会となる。父親は母親から胎児のことを聞いたり、周囲の人から父親になるものとして扱われたりすることで、親になることを意識する。
C 「第16回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」(2023年8月国立社会保障・人口問題研究所)によれば、理想とする子ども数が1人以上であった夫婦が子どもを持つ理由としては、「子どもがいると生活が楽しく心が豊かになるから」よりも「結婚して子どもを持つことは自然なことだから」のほうが多い。
D 子どもが独立すると、親役割を終えたことによる空虚感を募らせる空の巣症候群に陥る場合がある。
A 親準備性は、親になってから初めて獲得されるものではなく、自分が育てられた経験や、乳幼児との接触体験の有無の影響を受ける。
B 妊娠期の女性にとって、胎動は胎児の存在を感じ、親になることを意識する機会となる。父親は母親から胎児のことを聞いたり、周囲の人から父親になるものとして扱われたりすることで、親になることを意識する。
C 「第16回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」(2023年8月国立社会保障・人口問題研究所)によれば、理想とする子ども数が1人以上であった夫婦が子どもを持つ理由としては、「子どもがいると生活が楽しく心が豊かになるから」よりも「結婚して子どもを持つことは自然なことだから」のほうが多い。
D 子どもが独立すると、親役割を終えたことによる空虚感を募らせる空の巣症候群に陥る場合がある。
- A:○ B:○ C:○ D:○
- A:○ B:○ C:× D:○
- A:○ B:× C:× D:○
- A:× B:○ C:○ D:×
- A:× B:× C:○ D:×
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この過去問の解説 (1件)
01
親になること、子育てをすることについての問題です。問題文をよく読みながら進めていきましょう。
正解はA:○ B:○ C:× D:○です。
この選択肢は×です。
正解はA:○ B:○ C:× D:○です。
この選択肢は〇です。
A 親準備性は、親になってから初めて獲得されるものではなく、自分が育てられた経験や、乳幼児との接触体験の有無の影響を受ける。
〇です。
親準備性は、親として望ましい振る舞いをするために必要な価値観や知識、態度のことを指します。
親準備性には、自分やパートナーの間に子どもができる以前の、恋人への価値観や、恋愛観などを含んでいます。
自分がどのように育てられたかや、乳幼児と触れ合ったことがあるかという経験は、親としてのふるまい方に影響します。
B 妊娠期の女性にとって、胎動は胎児の存在を感じ、親になることを意識する機会となる。父親は母親から胎児のことを聞いたり、周囲の人から父親になるものとして扱われたりすることで、親になることを意識する。
〇です。
父親と母親で、「自分は親である」と意識するタイミングは異なります。
C 「第16回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」(2023年8月国立社会保障・人口問題研究所)によれば、理想とする子ども数が1人以上であった夫婦が子どもを持つ理由としては、「子どもがいると生活が楽しく心が豊かになるから」よりも「結婚して子どもを持つことは自然なことだから」のほうが多い。
×です。
調査によれば、1人以上子どもがほしいと回答した夫婦に理由をきいたところ、最多の回答は「子どもがいると生活が楽しく心が豊かになるから」です。
「結婚して子どもを持つことは自然なことだから」は減少しました。
「子どもは夫婦関係を安定させるから」という回答も減少しています。
D 子どもが独立すると、親役割を終えたことによる空虚感を募らせる空の巣症候群に陥る場合がある。
〇です。
子どもが成長・自立すると嬉しいと思う反面、孤独を感じることもあります。
家(巣)が空になったように感じ、空の巣(からのす)症候群になる人もいます。
不眠や食欲低下、無気力など、鬱のような症状があらわれるといいます。
子どもや子育て以外で楽しめるものをもつのがポイントです。
正解はA:○ B:○ C:× D:○です。
この選択肢は×です。
正解はA:○ B:○ C:× D:○です。
この選択肢は×です。
正解はA:○ B:○ C:× D:○です。
この選択肢は×です。
親や子育てに関する価値観は、今までの自分の経験からも影響を受けます。
またパートナー間で「親になる」感覚を意識するタイミングが異なるために、トラブルが起こってしまうことも考えられるのです。
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