保育士 過去問
令和7年(2025年)前期
問101 (子どもの保健 問1)

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問題

保育士試験 令和7年(2025年)前期 問101(子どもの保健 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、2021(令和3)年の健康指標に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

A  出生1000に対する乳児死亡率は、日本では1.7であり、アメリカ合衆国と比べて低い値である。
B  周産期死亡とは、妊娠満22週以後の死産と生後7日未満の早期新生児死亡を合わせたもので、出産1000に対する周産期死亡率は3.4である。
C  1歳~4歳の死因の第1位は「先天奇形、変形及び染色体異常」であり、第2位は「不慮の事故」である。
D  0歳児の不慮の事故の死因で最も多いのは「不慮の窒息」であるが、1歳~4歳では「不慮の溺死及び溺水」である。
  • A:○  B:○  C:○  D:×
  • A:○  B:○  C:×  D:○
  • A:○  B:×  C:×  D:○
  • A:×  B:○  C:○  D:×
  • A:×  B:×  C:○  D:○

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題では、国やそれに準ずる機関のいくつかの調査から、あわせて問題が出題されています。

どれも大切な数字、記述ですから、これらは覚えておくのがよいでしょう。

選択肢2. A:○  B:○  C:×  D:○

これは正解です。

 

Aは〇です。

出生1000に対する乳児死亡率は、日本では1.7です(2021年の調査による)。

また、アメリカよりも低いです。

年に1000人の子どもが生まれてきたとして、1歳未満で亡くなる乳児は1.7人ということです。

 

Bは〇です。

周産期とは、妊娠満22週から生後7日未満のことです。

この時期は、母胎や赤ちゃんへの健康のリスクが、とりわけ高まります。

 

Cは×です。

先天奇形、変形及び染色体異常の次に多いのは悪性新生物です。

悪性新生物とは、いわゆる「がん」のことです。

 

Dは〇です。

不慮の窒息には、ベッド内での窒息や、誤嚥があります。

SIDS(乳幼児突然死症候群)にじゅうぶん気を付けましょう。

不慮の溺死及び溺水では、浴槽やプールで亡くなるケースがあります。

まとめ

この問題では、乳幼児の死亡について扱いました。

大切ですので、覚えておくのがのぞましいでしょう。

 

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