保育士 過去問
令和7年(2025年)前期
問148 (保育実習理論 問8)

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問題

保育士試験 令和7年(2025年)前期 問148(保育実習理論 問8) (訂正依頼・報告はこちら)

次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。

【事例】
L保育士(以下、L)と実習生Sさん(以下、S)が3歳児クラスの保育室に展示してある子どもの絵を見ながら話をしています。
L:顔から手足がでているような絵を描いていますね。これらは( A )とよばれています。
S:これらは1歳頃にみられる表現だと思っていました。
L:いいえ、一般的に1歳から2歳にみられる描画表現で代表的なものは( B )です。発達の流れで、( A )のような絵を描いて意味づけしたり、説明したりする時期のことを象徴期といわれています。
S:象徴期の後は( C )期ですか。
L:そうです。( C )期に比べて象徴期はイメージを( D )に描くといわれています。
S:今の子どもの描画の発達が表現された絵を展示することは、保護者にその子の育ちの現状を伝える上でとても大切ですね。

【設問】
( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを1つ選びなさい。
  • A:頭足人  B:スクリブル  C:写実  D:羅列的
  • A:胴足人  B:レントゲン描法  C:図式  D:規則的
  • A:頭足人  B:レントゲン描法  C:写実  D:系統的
  • A:頭足人  B:スクリブル  C:図式  D:羅列的
  • A:胴足人  B:スクリブル  C:写実  D:規則的

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この過去問の解説 (1件)

01

絵画表現の発達に関する問題です。

 

A → 頭足人

2〜4歳頃の幼児に多く見られる、顔から直接手足が生えたような人物画のことです。

胴体は描かれず、世界中の文化に関係なく子どもたちが共通して描く表現として知られています。

 

B → スクリブル

1~2歳頃の子どもが、クレヨンなどで「ぐちゃぐちゃ」「なぐり書き」のように線を乱雑に描く様子を指します。

 

C → 図式

図式期は、幼児が絵を描く発達段階の一つで、知識や心の中のイメージに基づいて描く時期のことです。

同じものを繰り返し描くパターン化や、画面の下に線を引く基底線が見られるのも図式期の特徴と言えます。

 

D → 羅列的

象徴期は、対象物を羅列するように並べて描く時期でもあります。

選択肢4. A:頭足人  B:スクリブル  C:図式  D:羅列的

正答です。

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