保育士 過去問
令和7年(2025年)前期
問151 (保育実習理論 問11)

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問題

保育士試験 令和7年(2025年)前期 問151(保育実習理論 問11) (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、粘土に関する記述として、適切なものを2つ選びなさい。
  • 粘土の種類には、小麦粉でつくる小麦粉粘土や、米粉でつくる米粉粘土もある。
  • 天然の土粘土は、砂より粒子が細かい。
  • 天然の土粘土は、採取地に関わらず同じ色味である。
  • 紙粘土でつくった作品を800℃で焼成するとテラコッタとよばれる焼き物になる。
  • 乾燥して固くなった土粘土は、水を加えても柔らかくならない。

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この過去問の解説 (1件)

01

粘土に関する問題です。

選択肢1. 粘土の種類には、小麦粉でつくる小麦粉粘土や、米粉でつくる米粉粘土もある。

適切です。

 

主に小麦と水をこねて作る小麦粉粘土や、米粉と水をこねて作る米粉粘土は存在します。

水の量によって粘度を調整できることや、食紅を混ぜて色を付けることができる等の特徴があります。

 

ただし、日もちがしにくく傷みやすい特性があったり、食物アレルギー体質の子がいると扱えなかったりするので注意が必要です。

選択肢2. 天然の土粘土は、砂より粒子が細かい。

適切です。

 

土粘土は、砂のようにざらざらした感触はなく、水を加えると粘り気が出ます。これは、粒子が非常に細かいため、粒子同士の隙間が小さく、水を保持しやすいという性質があるためです。

選択肢3. 天然の土粘土は、採取地に関わらず同じ色味である。

不適切です。

 

土粘土の色は、主に含まれている鉱物の種類や量、そして有機物の含有量によって決まります。

採取される場所の地質や風化の度合いによって、これらの成分が異なるため、色味も多様になります。

選択肢4. 紙粘土でつくった作品を800℃で焼成するとテラコッタとよばれる焼き物になる。

不適切です。

 

テラコッタとは、イタリア語で「焼いた土」という意味で、天然の粘土を焼いてつくられる焼き物です。

紙粘土から作ることはできません。

選択肢5. 乾燥して固くなった土粘土は、水を加えても柔らかくならない。

不適切です。

 

土粘土は適切な水を加えることにより、粘土が復活します。

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