ITパスポートの過去問
平成27年度 秋期
ストラテジ系 問11

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問題

平成27年度 秋期 ITパスポート試験 ストラテジ系 問11 (訂正依頼・報告はこちら)

個々の営業担当者が保有している営業情報や営業ノウハウをデータベースで管理し、営業部門全体で共有できるようにしたい。この目的を達成するために活用する情報システムとして、最も適切なものはどれか。

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この過去問の解説 (3件)

01

営業情報や営業ノウハウをデータベースで管理したいという問題の意図が重要です。

1 . CRMシステム
経営管理システムで、営業情報ではなく、顧客の情報を統合管理して生かすのが目的です。

2 . SCMシステム
経営管理システムのひとつですが、生産から物流に至るまでの情報をリアルタイム管理することですから、営業情報とは異なります。

3 . SFAシステム
Sales Force Automationの略ですが、毎日上がってくる営業情報を管理して支援することが目的です。データベースにすることで全体を支援できるため正解です。

4 . データウェアハウス
データの支援ですが、営業支援の目的ではありません。
戦略的意思決定を支援することが目的のため、本問題の答えではありません。

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02

「1」のCRMシステム(顧客関係管理システム)は、顧客情報を管理し、営業活動の質を向上させることを目的としたシステムです。顧客情報は共有できるものの、営業ノウハウ等営業担当者が持つ情報は共有できないため、不正解となります。
「2」のSCMシステム(サプライチェーン・マネジメント・システム)は、自社内あるいは取引先との間で受発注や在庫、販売、物流などの情報を共有し、原材料や部材、製品の流通の全体最適を図るシステムであり、不正解となります。
「4」のデータウェアハウスは、膨大なデータを一元的に管理し、有用な情報を選択・分析できるようにしたシステムであり、不正解となります。

問題文に記載されている目的を達成できるのは「3」のSFAシステム(営業支援システム)であり、「3」が正解となります。

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03

1.CRMシステムとは、顧客管理システムのことです。
顧客情報を統合管理し、企業活動に役立てて顧客対応ができるようにするためのシステムです。

2.SCMシステムとは、生産から物流などのすべての情報をリアルタイムに一元管理するためのシステムです。

3.正解です。
SFAシステムとは、営業活動管理システムのことです。
個々の営業担当者が保有している営業情報や営業ノウハウをデータベースで管理し、営業部門全体で共有できるよにします。

4.データウェアハウスとは、企業が持つ大量の業務データやその管理システムの統合や整理を支援するシステムです。

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