ITパスポートの過去問
平成27年度 秋期
ストラテジ系 問14

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問題

平成27年度 秋期 ITパスポート試験 ストラテジ系 問14 (訂正依頼・報告はこちら)

ブルーオーシャン戦略の説明として、適切なものはどれか。
  • 新しい価値を提供することによって、競争のない新たな市場を生み出す。
  • 売れ筋商品以外の商品も幅広く取り扱うことによって、販売機会の増大を図る。
  • 業界のトップ企業が提供する製品との差別化を徹底的に進める。
  • コスト削減によって競合他社に対する優位性を築く。

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この過去問の解説 (3件)

01

ブルーオーシャン戦略は、複数の企業が血みどろの激しい競争を繰り広げている市場(レッドオーシャン:血の海)に対して製品やサービスを考える戦略ではなく、新しい価値を提供することによって、競争のない新たな市場(ブルーオーシャン)を生み出す戦略です。

1.正解です。
2.ロングテール戦略の説明です。
3.差別化戦略の説明です。
4.コストリーダーシップ戦略の説明です。

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02

ブルーオーシャンとは何かを問われています。
レッドオーシャンの対義語として使われますが、静かな海を意味しており、これまで競争相手のいない平和な市場という意味です。

1 . 競争のない新たな市場から、ブルーオーシャンを説明しています。

2 . 売れ筋商品以外の商品も幅広く取り扱うことから、ロングテール戦略なのがわかります。

3 .差別化を徹底的に進めることから、差別化戦略です。

4 . コスト削減で優位性を築くため、コストリーダーシップ戦略です。

以上の内容から、答えは1です。

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03

「ブルーオーシャン戦略」とは、競争者のいない新たな市場(ブルーオーシャン)を創造し、ユーザーに高付加価値を低コストで提供する戦略を指します。

以下、選択肢を見ていきます。
「2」は、「ロングテール戦略」の説明です。ロングテール戦略は、売れ筋のメイン商品の売上よりも、あまり売れないニッチな商品群の売上を重視する戦略です。
「3」は、「差別化戦略」の説明です。差別化戦略は、競合他社の商品と比較して製品の機能やサービス面において差異を設ける(差別化)ことで、競争優位を得ようとする戦略です。
「4」は、コストリーダーシップ戦略の説明です。コストリーダーシップ戦略は、競合他社よりも低いコストを実現することにより、競争優位を得ようとする戦略です。

よって正解は「1」となります。

なお、「コストリーダーシップ戦略」と「差別化戦略」はハーバード・ビジネススクールのマイケル・ポーター教授により提唱された、相反する概念です。
コストリーダーシップと差別化の二兎を追い、中途半端な状態に陥ることを「スタック・イン・ザ・ミドル」といいます。
ブルーオーシャン戦略は、コストと差別化の両立図る戦略ですが、「バリューイノベーション(価値を「取り除く」「減らす」「増やす」「付け加える」ことによって再定義すること)」により、スタック・イン・ザ・ミドルの回避が可能となるという考え方によっています。

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