ITパスポートの過去問
平成27年度 秋期
ストラテジ系 問15

原料が製品いくつ分に相当するかを計算します。

A原料ならば、60kgあるので
60÷10＝6個

B原料ならば、40kgあるので
40÷5＝8個

の製品がそれぞれ作れます。

製品を作るためには問題文から
AとBの両方が必要で、なおかつAが6個しかないので最大6個までしか作ることができない事がわかります。

したがって、2が正解です。

線型計画法（LP）に関する初歩的な問題です。線形計画法とは、制約条件の中でアウトプットを最大化するための考え方を指します。
ここでは、A原料及びB原料それぞれの保有数量が、製品いくつ分に相当するかを検討します。

A原料は60kgであり、製品1個当たり10kg必要となると、最大6個生産可能となります。
B原料は40kgであり、製品1個当たり5kg必要となると、最大8個生産可能となります。
最大生産数量は制約条件となるA原料における最大生産数量によって決定され、6個となります。

よって、正解は「2」となります

製品1個がA10kg+B原料5kg必要です。
1か月当たりの原料使用可能量は、A原料が60kg、B原料は40kgまででした。
1か月当たりのいくつできますかと分解するとわかりやすいでしょう。

解答を導くだけなら、難しく計算する必要はありません。
AとBの使用量は、2：1なことがわかっています。
Aを60kg使う場合、Bは30kgで済む計算です。
Aを60kg使用する場合、1個当たり10kgなのですから、出来上がる個数は6個であることがわかるでしょう。

以上から答えは2です。