ITパスポートの過去問
平成27年度 秋期
テクノロジ系 問77
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問題
平成27年度 秋期 ITパスポート試験 テクノロジ系 問77 (訂正依頼・報告はこちら)
通信プロトコルに関する記述のうち、適切なものはどれか。
- アナログ通信で用いられる通信プロトコルはない。
- 国際機関が制定したものだけであり、メーカが独自に定めたものは通信プロトコルとは呼ばない。
- 通信プロトコルは正常時の動作手順だけが定義されている。
- メーカやOSが異なる機器同士でも、同じ通信プロトコルを使えば互いに通信することができる。
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この過去問の解説 (3件)
01
通信路などの物理的なものから、データの内容や、通信手順などが決められています。
選択肢を一つずつ見ていきましょう。
1.アナログ通信であっても異なる機器同士でデータをやり取りするときは、何かしらの取り決めが必要です。よって、誤りです。
2.通信プロトコルにはメーカーが独自で定めた独自プロトコルがあります。よって、誤りです。
3.通信プロトコルにはデータのやり取りで異常が発生したときの手順も決められています。よって、誤りです。
4.通信プロトコルを使って通信を行えば、異なるメーカー同士の機器でもデータのやり取りを行えます。よって、正解です。
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02
1 . アナログ通信で用いられる通信プロトコルはない。
→通信方式がデジタル、アナログであっても通信プロトコルを定義して通信する必要があります。
2 . 国際機関が制定したものだけであり、メーカが独自に定めたものは通信プロトコルとは呼ばない。
→メーカーや業界団体が独自の通信プロトコルを定義して利用しています。
3 . 通信プロトコルは正常時の動作手順だけが定義されている。
→通信プロトコルとは、異例やエラーケース、再試行など通信時に発生するケースを意識して定義する必要があります。
4 . メーカやOSが異なる機器同士でも、同じ通信プロトコルを使えば互いに通信することができる。
→可能です。WebアクセスはHTTPプロトコルですが、Windows、MacOS、スマートフォンどれでも利用できます。
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03
通信プロトコルとはネットワーク上での通信の手順や規約を定めたものです。
HTTPやFTP、TCP、IP、SMTPなど様々な通信プロトコルが存在します。
1:アナログ通信であっても、通信プロトコルがないと互いにやりとりすることができません。
2:国際機関が制定したものは国際標準になりますが、他にも国内標準や業界標準などがあります。
独自の通信プロトコルを作成することもできます。
3:通信プロトコルには伝送路の物理条件、伝達、相手の特定、情報表現の4つの基本要素があります。
正常時の動作手順は伝達の中の一部の定義です。
他にも多くの条件が定義されています。
4:例えばWindowsとMacのPC間で通信できるのは同じ通信プロトコル(TCP/IP)を使用しているためです。
同じ通信プロトコルを使用すれば、異なる機器間でも通信できます。
よって、4が正しいです。
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