ITパスポートの過去問
平成28年度 春期
マネジメント系 問36
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問題
平成28年度 春期 ITパスポート試験 マネジメント系 問36 (訂正依頼・報告はこちら)
ITサービスマネジメントにおける可用性管理の目的として、適切なものはどれか。
- ITサービスを提供する上で、目標とする稼働率を達成する。
- ITサービスを提供するシステムの変更を、確実に実施する。
- サービス停止の根本原因を究明し、再発を防止する。
- 停止したサービスを可能な限り迅速に回復させる。
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この過去問の解説 (3件)
01
問題管理、可用性管理、変更管理といったさまざまなマネジメント手法が定義されています。
選択肢をひとつずつ見ていきましょう。
1.稼働率を達成することは、可用性管理になります。
よって、正解です。
2.システムの変更を実施することは、変更管理になります。
よって、誤りです。
3.サービス停止の抜本解決をはかることは、問題管理になります。
よって、誤りです。
4.停止したサービスを迅速に復旧させることは、インシデント管理になります。
よって、誤りです。
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02
以下、選択肢を確認します。
1 . 正解です。稼働率を達成することは、可用性管理です。
2 . 不正解です。システムの変更をすることは、変更管理です。
3 . 不正解です。サービス停止の抜本原因を究明し再発防止をはかることは、問題管理です。
4 . 不正解です。停止したサービスを可能な限り迅速に回復させることは、インシデント管理です。
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03
「ITサービスマネジメント」は、顧客のニーズに沿ったITサービスを提供するマネジメントのことであり、維持管理ならびに継続的改善を行っていくための仕組みを「ITサービスマネジメントシステム」と呼びます。
ITサービスマネジメントには、インシデント管理、問題管理、変更管理、構成管理、リリース管理、サービスレベル管理、可用性管理などがあります。
「可用性管理」は、障害が発生しても安定したサービスを提供し、ユーザが必要な時にシステムを利用できるようにするために稼働率の向上を図ります。
1.可用性管理の目的です。
2.変更管理の目的です。
3.原因の究明は問題管理の目的です。インシデント管理と混同しないようにしましょう。
4.障害の回復はインシデント管理の目的です。
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