ITパスポートの過去問
平成28年度 春期
テクノロジ系 問77
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問題
平成28年度 春期 ITパスポート試験 テクノロジ系 問77 (訂正依頼・報告はこちら)
セキュリティリスクヘの対応には、リスク移転、リスク回避、リスク受容、リスク低減などがある。リスク移転に該当する事例はどれか。
- セキュリティ対策を行って、問題発生の可能性を下げた。
- 問題発生時の損害に備えて、保険に入った。
- リスクが小さいことを確認し、問題発生時は損害を負担することにした。
- リスクの大きいサービスから撤退した。
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この過去問の解説 (3件)
01
それでは選択肢をひとつずつ見ていきましょう。
1.問題発生の可能性を下げる対策は、リスク低減です。よって、誤りです。
2.問題発生に備えて保険に入り、リスクを他社にうつすことは、リスク移転です。よって、正解です。
3.リスクが小さいため何も対策をしないことは、リスク受容です。よって、誤りです。
4.リスクの大きいサービスから撤退することは、リスク回避です。よって、誤りです。
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02
リスクへの対処方法としては、回避(かいひ)、移転(いてん)、軽減(けいげん)、受容(じゅよう)の4つがあります。
保険に入ることで金銭的なリスクを移転しているため、2が正解です。
1. セキュリティ対策を行って、問題発生の可能性を下げることは、低減に該当します。
2. 正解です。
3. リスクが小さいことを確認し、問題発生時は損害を負担することは、受容に該当します。
4. リスクの大きいサービスから撤退することは、回避に該当します。
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03
落ち着いて選択肢を読むことで、正解を見極めることができます。
選択肢1.は、『問題発生の可能性を下げた』という文言から、「リスク低減」に該当すると考えられます。そのため、正解とは言えません。
選択肢2.は、『問題発生時の損害に備えて、保険に入った』という文言から、損失を保険という方法に置き換えていることになり、「リスク移転」に該当すると考えられます。そのため、正解と考えられます。
選択肢3.は、『問題発生時は損害を負担することにした』という文言から、「リスク受容」と考えられます。そのため、正解とは言えません。
選択肢4.は、『リスクの大きいサービスから撤退した』との文言から、「リスク回避」に該当すると考えられます。そのため、正解とは言えません。
設問をよく読み、一つずつ読み解くことで正答率は高くなります。
必ず得点したい問題と言えます。
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