ITパスポートの過去問
平成28年度 秋期
ストラテジ系 問6

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問題

平成28年度 秋期 ITパスポート試験 ストラテジ系 問6 (訂正依頼・報告はこちら)

システム化計画において、情報システムの費用対効果を評価する。その評価指標として、適切なものはどれか。
  • PER
  • ROI
  • 自己資本比率
  • 流動比率

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この過去問の解説 (3件)

01

情報システムの費用対効果は、ROI(投下資本利益率)で評価します。
効果金額を投資額で割ったもので、少ない投資額で最大の効果を出すほうが良いとされます。
よって、正解は2です。

他の選択肢も押さえておきましょう。

1.PER とは株価収益率です。株価に対する会社の収益を評価します。

3.自己資本比率とは企業が持っている資本のうちどのぐらい自己資本かを示します。

4.流動比率とは、貸借対照表における流動資産と流動負債の比率です。企業の短期支払い能力を評価します。

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02

ROI(Return on Investment)とは、投下資本利益率といいます。
投下資本利益率とは、投資したコストに対して得られた利益のことです。この値が大きいほど、得られる利益も大きいのです。

したがって、2が正解です。

1.PERとは、株価収益率のことです。

2.正解です。

3.自己資本比率が高いほど、経営安定性が良好と言えます。

4.流動比率が高いほど、企業の短期的な支払い能力が良好と言えます。

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03

本設問は、『情報システムの費用対効果を評価する』際の評価指標について適切なものを選択肢から選ぶ問題です。

これは知識問題です。

情報システムの費用対効果を評価するための評価指標として、一般的に用いられるのは、投下資本利益率と言われるROI(Return on Investment)です。

そのため、選択肢2.が正解と言えます。
ROIでは、数値が大きいほど利益力が高いと言えます。


それぞれの選択肢について解説します。

選択肢1.の『PER』はPrice Earnings Ratioの略で、日本語では株価収益率を意味します。名称の通り、株価に関わる指標のため、『情報システムの費用対効果を評価する』には当たらず、不適切と言えます。


選択肢3.の『自己資本比率』は、自社に占める自己資本の割合を示す数値です。数値が大きければ、より健全であるとされています。
『情報システムの費用対効果を評価する』には当たらず、不適切と言えます。


選択肢4.の『流動比率』は、貸借対照表を用いた資産の比率を示す数値です。『情報システムの費用対効果を評価する』には当たらず、不適切と言えます。

そのため、正解は選択肢2.と言えます。

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