ITパスポートの過去問
平成28年度 秋期
ストラテジ系 問26
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問題
平成28年度 秋期 ITパスポート試験 ストラテジ系 問26 (訂正依頼・報告はこちら)
電子メール、電子掲示板を介したコミュニケーション、情報共有、電子会議などの各種機能を有し、共同作業環境を提供するソフトウェアを何と呼ぶか。
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この過去問の解説 (4件)
01
1.【正解】
グループウェアとは、社員のスケジュール管理やメッセージ交換などの情報共有のための機能をもつソフトです。
2.
ファームウェアとは、ハードウェアに内蔵されるハードウェアと動かすためのソフトウェアです。
3.
シェアウェアとは、試用期間をもつソフトウェアのことです。試用期間中は無料で使えますが、期間後は有料となります。
4.
フリーソフトとは、無料で使えるソフトウェアです。
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02
いずれもカタカナで表記されておりますが、それ故にわかりやすい言葉から順に考察したいと思います。
4.の「フリーウェア」は、オンライン上で、無料で提供され、また、使用する際にも無料で利用できるソフトウェアを指す言葉です。
そのため、設問で求められている「共同作業環境を提供するソフトウェア」を説明する言葉ではありません。
2.の「シェアウェア」は、先ほどのフリーウェアと異なり、一時的に使用する場合を除き、継続して利用する為のライセンスを要求するソフトウェアを指す言葉です。
こちらも、設問で求められている「共同作業環境を提供するソフトウェア」を説明する言葉ではありません。
ここまでで、難解な選択肢は二つに絞られることになります。
次に、3.の「ファームウェア」について考えます。
ここで使われている「ファーム」とは、今日では一般的となった農園や農場と言う意味のもととなった基盤と言う意味が込められています。
つまり、「ファーム」=基盤、と言う意味づけから、ファームウェアは、基盤上の電子部品にあらかじめ書き込まれたソフトウェアを指す言葉です。
そのため、設問で求められている「共同作業環境を提供するソフトウェア」を説明する言葉ではありません。
1.の「グループウェア」は、グループである特定の集団が、情報を共有しやすいようにすることを目的に作成されたソフトウェアを指す言葉です。
これは設問の求める「共同作業環境を提供するソフトウェア」を説明する言葉と考えられますので、1.の「グループウェア」が正解となります。
知識を持たなかった場合には、言葉の意味について読み解く力が求められる設問と言えます。
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03
1.グループウェアとは、電子メールや電子会議などで共同作業を可能にするソフトウェアです。よって、正解です。
2.ファームウェアとは、電子機器に組み込まれたコンピュータシステムです。ソフトウェアではないため、誤りです。
3.シェアウェアとは、ソフトウェアのライセンスの一種です。一時的な利用であれば無償で使用できますが、永続的に使うにはライセンス費が必要なことが多いです。よって、誤りです。
4.フリーウェアとは、無償で提供されるソフトウェアのことです。問題文のように特定のソフトウェアを指すわけではないため、誤りです。
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04
2のシェアウェアは、定められた無料の試用期間の後に継続して利用する場合は、一定の金額を開発者に支払う方式のソフトウェアのことです。
3のファームウェアは、ハードウェアにROMなどの形式で組み、そのハードウェアを制御するプログラムのことです。
4のフリーウェアは、主にインターネットで公開されている、無償で利用できるソフトウェアのことです。
グループウェアは、組織内での情報の管理や共有にコンピュータネットワークを利用し、組織を効率的に運営するためのソフトウェアです。
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